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シュタイナー学園の理事の方々と私の価値観の違いを考える

シュタイナー学園の理事の方々にとって、「事実を認める」ことよりも「教科書を使わないこと」や「問題ごとを隠すこと」の方が大事なようです

これまでに、何度となくシュタイナー学園の理事の方々に質問をしてきました。そのほとんどは、私が実名を出してでも明言できるような「事実」について確認する類の質問なんです。
そういった「事実確認」の質問に対して、理事の方々がどういう対応をしてきたかといいますと、

・「回答しません」と明言して、事実を認めない
・質問とは別のことを返答することで、事実を認めない
・事実を認めずに嘘をつく(これはケースとしては少数)

こういった対応をしてきました。

シュタイナー学園の理事が「事実を認めない」実例

ひとつ実例として、下記の記事を紹介します。

伊藤彰洋理事(現在は理事長)に、私が質問を投げかけています。
全部で9つの質問をしているうち、
質問1~3は、理事が行ったことに関連した重要な質問
質問4~9は、理事が行ったことの事実確認
となっているので、全ての質問が「理事が行った事実に関する質問」なんです。

その質問に対しての伊藤彰洋理事の回答は、


以前に教師会宛てにメールをいただいた際に御回答しましたとおり、各教員や理事個人への質問や要求にはお答えしかねると共に、各教員や理事に個別に問い合わせをされても同様の対応となる旨を改めて御連絡します。


というもので、要するに「回答しません」ということでした。
しかも、「質問の内容に関わらず、教師も理事も一切回答しません」と明言しているわけです。

シュタイナー学園の理事の方々は、「理事として行うことについて、当事者に説明しなくてよい」と考えている

シュタイナー学園の理事の方々は、「理事たち自身が行ってきたこと」について、当事者である私が質問をしているにも関わらず、「回答しない」ことが適切、正しいと考えています。
これって「理事としての権力は行使するけど、それについて聞かれても一切回答しないよ」ということです。

「自分たち理事の行為について、当事者に聞かれても一切回答しない」のが、シュタイナー学園の理事の方々にとって正しい姿勢なんです。

学校法人に限らず一般的な組織の責任者である「理事」のような立場においては、与えられた「権力の行使」には「説明責任」が伴う。というのが私の価値観です

理事は「王様」ではありません。「王様」だったら、自分の決定についてあれこれ聞かれても「私が決めたんだから、それが正しいということだ」で済ませられると思うんです。
でも、「理事」ってそういう立場じゃありませんから、自分の決断や行為について、きちんと説明することで、「この理事のしていることは適切なことなんだな」と関係者を納得させるべく努める責任があるんだと思うんです。

私からすると、「当然そうですよね」という話なんですが、シュタイナー学園の理事の方々のお考えは違うようです。

もう少し別の視点から言うと、「学校法人」というのは、法律に定められた基準をクリアした組織が「法律をきちんと守ります」ということを大前提にして、高額な補助金(シュタイナー学園では年間で1億5千万以上)を受け取っているわけです。
シュタイナー学園の場合、収入の約半分が補助金、残り半分のほとんどが授業料収入です。
授業料は生徒の保護者が負担をしていて、補助金を支えているのは国民の税金ですから、保護者というのは、学校法人にとって一番の関係者であり当事者なんです。

「法律違反をしていると思うので、事実確認の質問をします」と当事者である保護者から質問されて、学校法人の責任者である理事が「一切回答しません」と言えるのって、どう考えても間違っているとしか思えないんです。
それがOKなんだったら、学校法人の理事ってなんでもやりたい放題じゃないですか。

でも、シュタイナー学園においては、こういった対応で「OK」なんですよね...
理事の方々はもちろん、教職員も保護者も、誰一人として「事実を明らかにすべきだ」とは言わないんですよ。

そんな シュタイナー学園ですが、みなさんは、どう思われますか?

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