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伊藤彰洋 理事宛の公開質問書(20)

noteを始める前に、「とめぞう版」というブログに書いていた記事を、こちらに再掲載していきます。
シュタイナー学園の問題の記録をきちんと残すことが主目的ですが、元記事を未見の方は、目を通していただけたら幸いです。

今回の元記事は、2023/03/08公開のものです。
※分かり易くするために、一部編集することもありますが、概ね元記事と同じ内容です。
※元記事へのリンクは、文末に掲載します。


タイトルの通り、伊藤彰洋 学校法人シュタイナー学園理事宛に、公開質問・意見書を弁護士経由で送りました。
文書の内容は以下の通りです。


公開質問・意見書(20)
伊藤彰洋 学校法人シュタイナー学園理事 宛

シュタイナー学園11年保護者の早乙女正樹です。
以下の通り、私からの意見及び質問をお伝えします。

<私からの意見>
これまで、幾度にも渡って理事会(及び理事)に対して、学校運営上の問題事実等についての質問・意見を投げかけてきましたが、あなたがたから誠実な回答が得られたことはほとんどありません。

 それら経緯を踏まえて、今回はきちんと 伊藤彰洋 理事に直接私の意見をお伝えするとともに、学校運営上の問題事実に関する質問を投げかけます。

 以下、率直に私の意見をお伝えするので、やや平易な物言いとなります。

 はじめに、不祥事対応についての私の考えをお伝えします。

 詳しい内容は以下のブログ記事を参照してください。

 不祥事対応についてのポイントは、以下の通りです。

〇 どんな組織でも、不祥事は起こる
〇 不祥事が起きたら、開示する
〇 不祥事を開示したら、衆知を集めて同じ失敗を繰り返さないように仕組みを作り上げる
〇 不祥事を隠ぺいするのは、最悪な選択
〇 隠ぺいは「成功体験」となり、人は同じ過ちを繰り返す

 残念ながら、あなたが行っている不祥事対応は、上記の考えとは全くの真逆で、


〇 不祥事を徹底的に隠ぺいする
〇 不祥事が再発しないための仕組みを作るどころか、隠ぺいし易い仕組みを作る
〇 不祥事隠ぺいを今現在も継続している(隠ぺいが成功体験になっている)

 これだけ示すと抽象的なので、あなたがたが具体的に行った行動を挙げておきます。

 (以下、「学園の運営問題事実」を「問題」と略します)

〇 指摘された問題について、嘘の内容を学内全体に配布する   (事実を述べている人を嘘つきに仕立て上げている)
〇 問題についての質問に回答しない
〇 指摘されている問題について学内に説明・共有しない
〇 理事の選び方を一方的に理事会が選べる仕組みに変える
〇 問題を指摘できる場をなくす
〇 教職員に連絡するときは顧問弁護士を経由するよう明言

 これら、実際にあなた方理事会によって為された対応は、間違いなく問題を隠ぺいする方向に機能しています。特に、伊藤彰洋 理事は「問題を指摘できる場をなくす」という部分について積極的に関わってきました。

 私立学校の理事が「善管注意義務(ないし忠実義務)」を負っていることに照らして考えれば、このような対応自体が法令違反だと言えます。

<シュタイナー学園が抱える問題事実に関する質問>

 シュタイナー学園が抱える問題事実及びそれに関する質問をします。

 これらの質問は、いずれも伊藤 彰洋理事が事実を把握していて当然の内容ですので、回答するのは容易なはずです。

 この質問への回答期限は、2023年03月18日とします。

 期限内に対応のほどよろしくお願いします。

 回答宛先:〇〇〇〇〇(回答宛先のメールアドレス) 

(伊藤彰洋理事ご自身による回答と判別できるよう回答をお願いします)

<質問01>
「2020年度以前について、シュタイナー学園の初等部・中等部の授業では、教科書は使用されていません。これが事実か否か、回答をお願いします」との質問に対して、学校法人シュタイナー学園を称するものから「回答しない」との返答がありました。
あなたは、この「回答しない」との対応に賛同していますか。

<質問02>
前項で触れた「回答しない」との返答と同時に、「(私と教師会の)非公開での対話に応じない」との返答がありました。
この「非公開での対話に応じない」との返答は、教師会が承認(ないし賛同)したものですか。

<質問03>
前々項で触れた「回答しない」との返答と同時に、「本件に関する今後の教師会や各教員への連絡の窓口は学校法人の代理人弁護士が担当する」との連絡がありました。
「教師会」及び「全ての教員」は、私からの「本件に関する連絡窓口」を「学校法人の代理人弁護士」とすることについて、同意しましたか。

<質問04>
2018年10月に、理事会が学内保護者に配布した文書上には
「早乙女さんは、2013年度から事務局で非常勤職員として勤務されました。資質を理由に解雇されたと訴えられていますが、これは事実ではありません。」
との記述がありました。
上記文書が学内保護者に配布されたのは事実ですか。

該当の文書は、こちらです

https://drive.google.com/open?id=1L_r8ce8ny8FWAsG2yvP9R2bkXCAOHlhq

この文書は、以下のブログ記事等で公開済みです。

<質問05>
前項で示した文書に記述されている「雇用終了について」の段に書かれている内容は全て事実ですか。

<質問06>
「2020年1月17日付、学校法人シュタイナー学園 理事長 髙橋靖典」との記載で私に郵送で送られてきた文章中には、私を雇止めした理由として下記の記載があります。
・怒号をあげる、自説を譲らない等、同僚教職員との共同が困難である
・従事している業務において正確性を欠き、業務を遂行する能力が十分ではないため
上記記述がある文章を私宛に送ったことは事実ですか。
※ 上記文書については、学校法人シュタイナー学園の代理人弁護士さんに聞けば確認できます。

<質問07>
現在、学校法人シュタイナー学園では、保護者が学校運営や教育上の問題についての意見を学園内の他の保護者たちに伝える手段はありません。これは事実ですか。
※ もし手段があるのでしたら、その具体的な手段(私が他の保護者に学校の問題事実を伝える手段)を回答してください。

<質問08>
理事会から「理事が各クラスのクラスの会に参加して、説明や対話を行う」という発信があったかと思います。
現在の11年クラス(私のクラス)については、少なくとも過去3年間クラスの会に理事が来たことはありませんでした。これは事実ですか。

<質問09>
現在の11年クラス(私のクラス)以外のいくつかのクラスにおいては、理事がクラスの会に来て、何かしらの説明等を行ったと聞いています。これは事実ですか。

以上、期限までに回答のほどよろしくお願いします。


※追記
伊藤彰洋理事からの返答は、以下の通りでした。


以前に教師会宛てにメールをいただいた際に御回答しましたとおり、各教員や理事個人への質問や要求にはお答えしかねると共に、各教員や理事に個別に問い合わせをされても同様の対応となる旨を改めて御連絡します。また、個人のプライバシー要件を含む公開質問状については、回答を行うことはございません。


要するに、ゼロ回答です。
シュタイナー学園の理事って、自分の責任下にあることでも、なんも説明責任を果たさなくていいから、ラクチンだなぁ。
などと私は思ってしまうわけですが、皆さんはどう思われますでしょうか?

それでは、また。


元記事はこちらです。


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