【初投稿】マスターランク到達記念！水統一で往くS8

はじめまして！とーめいと申します。
この度ポケモンSVランクバトルシーズン8において水統一パーティでマスターランク到達を達成しましたので、記念に構築記事を投稿させていただきます！
初投稿故至らぬ点は多々あるとは思いますが、この記事は「共に戦ってくれた愛しきMy sweet Pokemon達の頑張りをなにか形に残したい」という極めて自己満足な動機で書かれておりますので、ねっとうとひやみずを混ぜたような生ぬるい視線で見守っていただけますと幸いです。

パーティ紹介

ポケモン紹介

①トリトドン

持ち物：オボンのみ
特性：よびみず
テラスタイプ：炎
性格：おだやか
調整：HDぶっぱ余りC
技構成：れいとうビーム/じこさいせい/ステルスロック/あくび

先発+サイクルでお仕事するステロあくび型。ステロあくびだけでなく、特殊受け、電気の一貫切り、テラス込みでツツミ受け性能と多くの役割を一任していたデキる子。先発でステロを撒いてから、ヘイラッシャと物理特殊を分担しながらサイクルしあくびループに入れていくのが主な使い方になる。
1ウェポンは役割対象であるボルトロスやサンダーへの打点となるれいとうビーム。先発に出てくるボルトロスはちょうはつ持ちの可能性が高いためれいとうビームから入ることで奇襲になり強かった。じこさいせいはサイクル下で場持ちをよくするために入れたが、無理やり突破を図ってくる特殊アタッカーとの打ち合いで絶対負けなくなるので良かった。
この子がいないとツツミ、レジエレキ、ボルトサンダーに一瞬で負けるので、水統一における役割は非常に重要。ただし、上手い人のツツミはみがわりから入ってくるのであくびがシャットアウトされてとてもキツかった。

②イルカマン

持ち物：こだわりハチマキ
特性：マイティチェンジ
テラスタイプ：みず
性格：いじっぱり
調整：ASぶっぱ余りH
技構成：ウェーブタックル/ジェットパンチ/インファイト/れいとうパンチ

冗談みたいな破壊力を持つスイーパー。ステロあくびで相手のタスキや体力を削った後、ハチマキ＋水テラスの火力でせん滅するのがお仕事。一緒に選出するトリトドン・ヘイラッシャの攻撃性能が低いため、とにかく攻撃力に特化した型に。ジェットパンチでハバタクカミやパオジアンら高速アタッカーを簡単に縛れるのがとても強力。他の技には生半可な半減テラスすら吹き飛ばす最大火力のウェーブタックル、草やドラゴンに打つれいとうパンチ、ヒスイヌメルゴンとノーマルテラスカイリューピンポイントのインファイトを採用。
最初はクイックターンが必須級だと考えていたが、基本あくびで寝かせた相手に繰り出して交代の隙を作るため、最速起き→被弾のリスクを考慮すると素で引く方が安定する場面がほとんどだったことから不採用。
1vs3からの逆転劇も多く見せてくれた、爽快感あふれるエース格。

③ヘイラッシャ

持ち物：たべのこし
特性：てんねん
テラスタイプ：草
性格：わんぱく
調整：HBぶっぱあまりS
技構成：ゆきなだれ/じわれ/あくび/まもる

最強クラスの物理耐久を誇る、パーティの守備の要。トリトドンのステロとのシナジーを考え、テンプレのあくび型。テラス前後両方のカイリューに仕事できるように2ウェポンはゆきなだれとじわれを選択した。テラスタイプは弱点を両半減できキノガッサ対策にもなる草を採用。
カイリュー、パオジアン、ウーラオスら環境を席巻する物理アタッカーたちに対しての受け出し→あくびで流すまたは対面での処理が主なお仕事。耐久力は圧倒的だが回復リソースに乏しく、無限に受け出しできるわけではないのがやや上級者向けのポケモンという印象。

④テツノツツミ

持ち物：ブーストエナジー
特性：クォークチャージ
テラスタイプ：みず
性格：おくびょう
調整：CSぶっぱあまりH
技構成：ハイドロポンプ/フリーズドライ/アンコール/みがわり

ドロポン外し芸人。あらゆる相手を上からぶちのめす爆速特殊アタッカー。S136はマジで偉くて、最速＋ブーストエナジーで環境最速と言ってよい速度に至る。また、Bが高いため高速アタッカーの弱点になりがちな先制技にも強く、体力管理をきちんとすればしんそくやふいうちにも簡単には縛られない。テラスタイプは最大打点の火力を底上げする水。水にすることでパオジアンを確定一発にできたりステロを２回踏んだハバタクカミを倒せるようになったりするので、ここは変更の余地なしだと思う。
ドロポン＋フリドラは２つで完結する優秀な技範囲。補助技全般対策に
なるアンコールとみがわりもマジで強い。特に先手みがわりは型やテラスの判別に便利な様子見としてめっちゃ強い。「勝ちかあいこしかない最強の択」とはよく言ったもの。
フリドラだと若干火力が足りず命中不安技に頼らざるを得ない場面が多かったのが玉に瑕だが、環境トップポケに恥じない活躍を随所で見せてくれた。
テンプレは強いからテンプレなんだなあ。

⑤ヒスイダイケンキ

持ち物：きあいのタスキ
特性：きれあじ
テラスタイプ：水
性格：いじっぱり
調整：ASぶっぱ余りH
技構成：ひけんちえなみ/シェルブレード/ふいうち/アンコール

ひけんちえなみ外し芸人。シーズン中盤に加入した、ヒスイからの来航者。タスキ＋先制技で対面性能が高いだけでなく、まきびしによるタスキ潰しで後続のアタッカー（ツツミ、ゲッコウガ）のサポートができるのが使用感◎。シェルブレードは打つ機会少なかったのでカスタマイズの余地あり。ハバタクカミに対面で勝てるのはこの子と変身後イルカマンだけなので、後述の対面選出をする際には選出率高め。タスキで行動補償あるのでテラスタイプは変えなくていいかなーと思っていたが（実際一度もテラス切らなかった）、ふいうちで縛れる範囲が増える悪にしたほうが強いかも。
ベーシックな型なのであんまり語ることないです。

⑥ゲッコウガ

持ち物：こだわりスカーフ
特性：へんげんじざい
テラスタイプ：フェアリー
性格：ひかえめ
調整：CSぶっぱ余りH
技構成：なみのり/あくのはどう/テラバースト/すりかえ

元祖へんげんアタッカー。パオジアンや水ウーラオスに対面から勝てる攻め駒が欲しかったため、シーズン終盤にフェアリーテラススカーフ型で採用。（レイドさぼってたけどミラクル交換で入手できた個体がいたのでセーフ💦）
採用が遅かったこともあり選出回数は多くないが、汎用性を保ちつつ役割対象にはしっかり刺さり、対面選出の完成度を大きく引き上げてくれたような印象。

選出

基本選出：ステロあくび＋スイーパー
先発トリトドンでステロを撒き、ヘイラッシャとあくびを交えたサイクルで相手を削る→スイーパー（イルカマンまたはテツノツツミ）で掃討する選出。あくびの対策が甘いスーパー帯までは非常によく刺さり、高い勝率を誇っていた。ハチマキや眼鏡によるサイクル破壊、ボルトチェンジ、ちょうはつ、あつぞこブーツ、サーフゴーなどステロあくびの対策全般キツいので、それらを使う相手に勝てるように技構成や後述の裏選出を考えていった。
あくびで変身の隙を作りやすいため基本的にイルカマンをスイーパーとして選出していたが、イルカマンの技範囲でぶち抜きにくい相手（水ウーラオス、カイリュー、ヘイラッシャ）がいる場合はテツノツツミを選出していた（ゲッコウガはスイーパーとしては火力不足のため選出しない）。炎テラストリトドンがサイクルのパーツとして非常に優秀で、不意のハチマキ眼鏡（ハバタクカミ、パオジアン、ウーラオスら）以外にはほぼサイクルを崩されることがなかった。
この基本戦術をシーズン早期に発見できたことがマスター達成に際して大きかったと思う！

裏選出：対面選出
対面性能の高いアタッカー三体（ツツミ、ダイケンキ、ゲッコウガ）で攻め切る選出。まれに物理アタッカーとの不利対面が生じた際の引き先としてヘイラッシャも控えに選出した。（この場合はあくびで流すのではなくじわれやゆきなだれで対面処理するのが仕事になる。）
アタッカー三体が全員受けや補助技に対しての対抗策を備えている（アンコール、みがわり、すりかえ）点が非常に優秀で、クレセリアやチオンジェンにビビらず攻めを継続できるのが強かった。また、パーティの先頭にトリトドンを置いておりステロあくびを強く意識させるせいかかなりサーフゴーを呼ぶのだが、ダイケンキとゲッコウガがサーフゴーに強いため楽に処理できる点が良かった。
先発にはダイケンキを出したかったが、技範囲的に何もできない相手も多いので（水ウーラオスとか）先発はあまりこだわりすぎず柔軟に変更していた。ツツミは後発で出すほうが強かったかな。

感想ほか

感想ほか
・ジムリーダーやってるような気分になれてとても楽しかった！
・攻守に優れたタイプのため、統一としての難易度は低いように感じた。統一初心者にもお勧めできます！
・剣盾やってないのでウーラオス持ってません。いればもうちょっと強いパーティになったかな。
・環境トップのやべー地面タイプ（ガチグマ、ランドロス、ディンルー）やヒードランにタイプ上強く、彼らの対策をあまり考えなくてよかったのが楽だった要因の一つかも。（ガチグマは結構出されたが。）

おまけ：パーティ途中離脱メンバー

ペリッパー
最初期に考えていたペリッパー＋イルカマンコンボ。決まればキモチイイがペリッパーの単体性能が低くイルカマンの負担が大きい点及び雨イルカマンは過剰火力気味な点から、相手を満遍なく削れるステロあくびとの方が相性が良いと判断した。

ドヒドイデ
耐久力とサイクル性能が高く個人的には好きなポケモンだが、「水統一にとってキツイがドヒドイデなら勝てる」という相手（役割対象）が少なかったため途中離脱。草等倍は偉いがそもそも環境に草技があんまり無い。

水ロトム
スカーフトリック型で使用。サーフゴーに弱くない点と水統一では貴重な電気技を使える点はよかったが、水統一という縛りだと相性補完の良いパートナーを見つけるのが難しかった印象。サイクル寄りのポケモンで対面選出にも組み込みにくいため、より対面性能の高いゲッコウガと入れ替わる形で離脱。