燈火～ともしび～

先日、とある取材を受けた時に
「志田さんの協力隊としての成果はありますか？」と聞かれた。
「う～ん・・・ないですね・・・」と素直に答えた。

協力隊になってから大々的なイベントをしたわけでもなく、
メディアに取り上げられたわけでもなく、
成果と言われると何もない。

ただ、
『想いと信念を持って仕事をする』スタンスは変えていない。
でもそれは『求められる成果』ではない。

登米市に来て自分が思う成果は
応援してくれる人が増えた事だし、それをカタチにしたく、
ここ数年の情勢や今年の環境もある中で燈火を企画した。

ありがたいことに、協力隊としての活動で承認をただけ
タイミングよくコワーキングを開設し、人が集まる環境があり
人づてに様々な紹介をいただき
何とかカタチになってきた。

『みんなの願いの燈』
来年はいい年に。今年できなかったことを来年こそは。
自分もそうだし、手伝ってくれる登米市の人の為に。
この『燈火』の火を灯し続けていき
いつか自分が胸を張って自分の成果と言えるように育てたいと
思っている。

自分の知っている人が幸せになるように。
協力してくれる人が笑顔になってくれるように。
知らない誰かの目に留まるように。