オカムラ バロンチェアーの修理メモ 2 (肘置き部&背もたれガスシリンダー)

引き続き バロンについて
最初に肝心な事を書くのを忘れてました。
修理を考えてる人には重要な事、そう! 椅子自体の型番です。
今回私が修理した椅子の型番は CP85DR FDF1 2011年製造

ガススプリング
さて、バロンの背もたれガススプリングの交換ですが、なにぶん椅子のメカ的な部分の修理は初めてだったので、分解するのに「アタリ」が必要なんですね~ 通常であればネットで事前にこの「アタリ」部分について事前情報収集が出来るのですが、今回まったく情報がなかったんです。

私が行った交換手順 ← 交換は自己責任ですよ。一応、交換の説明書等をオカムラさんに確認しましたが無いようです。
勿論、私の交換手順も正規の手順かどうかもわかりません。
あと、誤って他の部品を壊してもオカムラさんやワタシに責はないデッセ

① イスの高さを一番高くする

② 背のリクライニングの反発を強弱ハンドルで弱める(座って右側の回転ダイヤル)

③ イスをひっくり返す

④ ガススプリングにはまっている「背もたれ固定レバー」(座って左側)から伸びてきてるワイヤーをガススプリングから外す


⇒ 赤丸で囲った部分に来てる、
ワイヤーの先にボールが付いたヤツを
ワイヤーやボールに傷めないように外す
(元画像がなくなってしもたんで、これで勘弁)

⑤ ガススプリングがある部分のカバーを外す。
ネジは合計10本 全て六角ですので六角レンチを使用する。
ネジは緩み止め剤が使用されているので、相当固いので覚悟が必要です。 全てカバーを外すと、カバーは3つと、小さな四角いパーツの計4つとなる。

(元画像がなくなってしもたんで、これで勘弁)

⑥ 青で印をつけたネジと赤で印をつけた2か所のねじを外し、背もたれを倒した状態にするか、一度椅子をひっくり返し、元の状態で椅子に座り背もたれにもたれると、小さな四角いパーツが取れる。
※このパーツを外す必要があるかどうかは定かでない。


⑦ ガススプリングが椅子に固定されている部分(赤矢印部)、すなわちガススプリングの上下根本に入っているブッシュ軸(2か所の短い金属棒)を横からハンマーで打ちたたき軸を抜く。
これ、相当固いので潤滑剤を適宜使用しながら、固いドライバーのようなモノをハンマーと合わせてブッシュ軸(短い金属棒)を叩き、椅子本体からガススプリングを外す。
これで、ガススプリングがこれで交換できるはずです。

元に戻す
 
逆手順で元に戻すのですが、四角いパーツは椅子の支柱との間にハマるパーツですので、元に戻すときは背もたれを押しながらハメると良いかも。

以上、参考になれば幸いです。


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