#ちゃらんぽらん日誌
ちゃらんぽらん日誌16―常識を知った 会社勤めのある日、お局的存在の先輩に「書類を社長に届けて」と言われた。私は同階の社長室まで走って届けた。戻った私に先輩が言った。「社長室の前はドタバタ駆けてはいけない」 常識、を知った。小会社の父の社長室は打ちっぱなしのコンクリの廊下だった。
ちゃらんぽらん日誌18ー20代のある日、勤務先の人事部に呼ばれた。「あなた、27日生まれなのになぜ30日と書くの? 謄本と違います」家族も私を30日に祝ってくれてた。私的公的、あちこち提出した書類の私の生年月日に誰も気がつかなかったのか、、。その日から、三日、お姉さんになった。