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終活日誌13-パニック老人 長さ5メートルの小さな歩道でおじいさんは、転んでしまった。仰向けになったまま起き上がれない。中年紳士が手を添えて起こしてれたが,礼も言わず立ち去った。紳士はハンカチで手を拭き、去った。おじいさんは転んだ拍子に小水を漏らし、パニックに陥っていたのだ。
終活7-最後に恋 おじいさんは若き日は、まじめな働き者だった。妻は先に死んでしまったので、退屈まぎらしに社交ダンスを習いに行ったら、モテた。女性九割。毎日出かけた。色んな女性と付き合った。子供たちは楽しげな父をみて「良き終活だ」と歓迎した。亡くなってみたら預金はすっからかん。