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Seafood Expo2019に参加しました

2019年5月7日〜9日にかけて
ベルギーブリュッセルにて開催された
SeafoodExpo2019に参加してきました!

会場はこちら!ブリュッセルエキスポ!とっても大きな建物です。

今回は、ジェトロさん提供のJAPAN PAVIRIONブースに出展させていただきました。日本らしい装飾で、雰囲気があります。

前日に会場inし設営!

今回、ブースをどのように作るかについて色々考えましたが、生産者の顔が見える海苔、というところで生産工程が伝わる写真をポスターにすることに。みんなで、せっせと貼り付けました。

設営ははじめての経験でしたがなんとか形になりました。

そして、当日は海苔を楽しんで頂くために巻き寿司や味噌汁の試食を用意。漁師さんたち、手慣れた手つきで作ってくれています。(私はほとんど料理をせずでした^^;)

早起きして事前に仕込んでいるところをパシャり。

巻き寿司は、今回アルバイトとしてお手伝いしてくれた、しずかちゃん(ベルギー在住)が作ってくれました。とっても美味しかった!海外ではサーモンがやはり人気で、試食でもサーモンを取る人が多い多い!笑

ジャパンブースには、オープンキッチンもあり、実演デモでは、板前さんがハマチをさばき寿司を握ったりと賑わいを見せておりました。わたしもちゃっかり試食させていただきましたが、日本では珍しい組み合わせ(刺身とフルーツを混ぜた丼)などを提供されていて面白かったです。


ここで、Seafood Expo2019の会場をちょろっとご紹介。
この展示会は、シーフード部門では、世界最大規模を誇るもの。世界中から出店者が集まるんです。

こちらはイタリアのブース。お金かかってます。笑

中国のブースはこちら。装飾自体にお金がかかっているというよりもとにかくブース数が多い。国がお金を出して出展者は無料で参加してるんだよ、と欧米系の方がおっしゃってましたが真相はわかりません。とにかく出展数が多く、中国の勢いを感じました。(全然接客はしてなかったけど笑)

デジタルサイネージを用いた装飾もあちこちに見受けられ、時代の変化を感じました。

こちらは商談スペース。海外の方はシャンパンを飲みながら商談をするようです。わたしも真似してみたいけど酔っ払いそうだ。笑

写真からもわかるように、とにかく広い!人が多い!つまり楽しい!


さて。今回わたしがこの展示会に参加した理由、それは
有明漁師海苔を世界にアピールするため!!」です。

「海苔のことをそもそもどのくらいの人が知ってるのか?」という不安もありましたが、ありがたいことに、有明漁師海苔ブースは全日たくさんのお客さんで賑わっておりました。

ブリュッセルの有名日本食レストランのオーナーさん、EU本部の料理長さん。色々なお話を伺え、非常に勉強になりました。

ノリが良く、毎日挨拶しにきてくれたイタリアメンバー。

漁師さん、ブースに足を運んでくれた方に一人ひとり商品について説明しています。足を運んでくださったみなさんも生産者さんから直接話を聞けて嬉しそうでした。

(美女も沢山で目の保養にもなりました♡)

とても忙しい三日間でしたが、世界中での寿司人気を実感しました。とにかくみんな、寿司が好き。everyone loves sushi🍣

「今度寿司屋をオープンするんだ!家具も全て日本からコンテナで運ぶぜ」とノリノリのロシアからのお客さま

「レバノンでも寿司は人気なんだ。ベトナム人がやっていることが多いね」と話すレバノンからのお客さま、

インスタで大人気の創作寿司屋を展開するドイツからのお客さま


などなど、世界中から寿司を絶賛してもらい、日本人としてとても嬉しく感じました。

といっても日本で食べる一般的なお寿司からは遠ざかっているものがほとんどなのですが(笑)

話を聞いていて感じたことは、以下の写真のような比較的安価で食べられる中国/韓国/ベトナム系の方が営むファーストフード寿司のような形態が最も多く増加しているということ。

幅広い層に日本のことを知ってもらうキッカケになるとおもうので、とてもいいことだとは思いますが、価格帯もかなり低いため、食材にかける金額も限られてきます。

今は、中国や韓国の海苔を仕入れているレストランも多く、その多くは驚くほど安価で仕入れることが出来るため、これからはそういったことを考えながら戦略を立てて行かねばならないと感じました。

上記の写真は、台湾のスーパーの乾物コーナー。台湾産にも関わらず日本語でパッケージ表記を行うことによってあたかも日本製かのように見せています。

日本製=高品質 というブランドはあるようです。

中国ブースだけどほぼ、日本語(笑)

中国や韓国の海苔の品質も年々上がってきており生産技術も上がってきています。これから先、ますます市場に入り込んでくることは避けられないでしょう。

展示会に出展し、取引のチャンスを頂いたことは勿論ですが、海苔に対する率直な反応を肌で感じられたこと、また世界中でどんな海苔がぃ現在使われているのかを知れたことが大きな収穫となりました。

ベルギーでの展示会が終わり、ドイツやロンドンで営業周りを行なったのでその辺りのことはまた別の記事で紹介できればと思います。

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