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今、ブランドに求められているのは「価格の透明性」

昨今、中間業社を挟まずに、自ら企画し、デザインし、商品を開発し、販売はオンラインを主軸にすることでコストを削減し、消費者に低い価格でサービスを提供するブランドが増えている。

さらには、商品の価格の透明性を公開することで、消費者の信頼を得ようとしているブランドも増えて来ている。その象徴としてよく取り上げられているのは米ブランドである「EVERLANE」だそう。

彼らは、原価金額を以下の図のように詳細に記載し、「なぜそのような価格設定になっているのか」を消費者に伝えている。Tシャツという商品一つとってもその価格はブランドによって様々だ。たとえ同じ生地、工場を使っていたとしてもブランドがつくことで値段が10倍になるなんてことも珍しくない。素材について詳しく言及するだけでなく、価格についてもオープンにしていくという努力がこれからのブランドには求められているのかもしれない。

食品業界についても同じことが言えるかもしれない。
誰が作ったのか、どのような製法で作ったのかだけでなく、なぜその価格が設定されたのか、そういった情報も消費者には求められている時代なのかもしれない。


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