自分がやりたいことに共感を惹きつけられる人

こんばんは!

トマトスープです!

今日、SHOWROOMの前田祐二さんが、
「ひとの共感を惹きつける力」が今後大事になるというお話をされていました。

ここからちょっと前田さんのお話を書くんですが、

ひとの共感を惹きつける力の上で意識しないといけないことは、

「ひとが共感するモノに対してではなくヒト」

ということです。

例えば、ただ美しい声で歌っていることには共感できなくても、その歌い手の目標であったり、過去の経験であったり、思いがこもっている歌には共感して応援したいと思える。

つまり、
ひとの共感を惹きつける力とは自身の人間的魅力を他の人に伝える力のことなんだと思います。

そして、この能力って人間力そのものな気がしました。

多様な人々がいる社会で、
ひとはそれぞれ異なった考えや異なるやりたいことがあるはずで、
でもひとりだけで実現できるものは少ないので、
自分がやりたいことのためには周りに共感してもらって
協力を得る必要があります。

これはやりたいことの大小に関わらず日常生活でも行われていることだと思っていて、何をするにも自分の思いをアピールして共感を得る必要があるい思います。

そして、前田さんに加えてホリエモンさんや落合さんも、
このような人間力がより求められるような社会が来ていると言っています。

しかし、今就職活動をしていて、ふと立ち止まってみると、
みんなやりたいことはないけれど、
高給だからという理由で大企業を志望していて、
自分自身今やりたいと思っていることも、もしかしたらただ選択肢から選んだだけかも知れないと感じてしまいます。

別にそれが悪いわけではないですが、
そんな状態で働き始めて本当に自分の思いの乗ったものを生み出みだすことができるのかなと思うし、これまでの学生生活は何をしてきたんだろうと焦ってしまいます。

こんなことを言っても仕方なくて、
これから出来るだけいろんなことに触れて、自分のやりたいこと、情熱を持って力を注げるように努力するしかないんですけどね。笑


そして今回前田さんが語っていた内容が、自分のやりたいことを深掘ることや、ひとと共感を生む上で非常に参考になったので共有したいと思います。

ひとの共感を惹きつけるには、そのひとの背景を伝えることが大事ということを書きましたが、そのためにはまず自分を語る力が必要です。

自分を語るには自分を深く知っていることと、それを相手が感動する形で伝える力がいります。

そのためには、いろんな人の物語に触れること!が大事!

なぜなら様々なストーリーに触れることで、自分自身にささるものとささらないものを知ることができて、自分も自覚してなかった自分の思いに気付いたり、自分とは異なる考えがなにかを認識したりできる。

また、自分にささるストーリーの共通点を見つけて、それをベースに自分も語ることでひとに感動を与えられる伝え方ができる。


この方法はどちらかというと自分の内面に向かう方法でしたが、
もう一つは自分の外側に目を向ける方法です。


前田さんが語っていたもう一つの力は「自分を俯瞰する力」!

この力は自分自身の現状が正しく把握できないことには、
理想の姿に向けて改善策を打つことができないので、
自分が殻を破って成長するために必要な能力です。

前田さんは自社の最終面接で
「自身の弱みは何ですか?」と聞くらしいのですが、
この質問に自分を俯瞰的見て、現状を受け入れられているひとは、
自分の人生においてのコンプレックスや、自分の人格形成に影響を与えたような嫌な出来事もさらけ出せるそうで、

なぜならそのひとは
それを乗り越えようと努力しているか、乗り越えているはずのひとで、
そのコンプレックスは悪いことじゃなくて、これから改善していくことだとしっかりと受け入れられているから。

つまりは、いろんな側面のある自分がどうすればひとに共感を得られるかを客観的に考えられる人だということです。

また、自分を俯瞰的に見ることで相手への共感力を高めることにも繋がります。

自分を俯瞰することで、
自分の感情や人格をコントロールをすることができるようになり、
ひとは理屈より感情が優先しがちだが、
感情よりも先に創造力を働かせることができるようになります。

例えば、前田さんはタクシーに乗っている間、
運転手のいろんな情報をかき集めて、そのひとの人生をイメージするようにして、その会話の中で何か共通点を見つけたりして、その人を愛せるかな?と考えるそうで、始めから全然相手のこと知らないし面倒だからという理由で関係を切ってしまうのではなく、そんな感情をコントロールして相手への共感ポイントを探すことで、一層関係を深めることができるかもしれない。その上で共感できないなら仕方ないけれど、ちょっと嬉しくなっちゃうような共通点があって楽しいかもしれないし、そんな共通点があった時にはその人を好きになれると思います。

この感受性を鍛えることはひとと信頼関係を築く上で当然必要なことで、
そのような関係を築くことができることで、他の方のストーリーの受信と自分のストーリーの発信の機会になり、共感を得られる関係築くきっかけにもなります。

前田さん自身は人がどう考えてるかに敏感で、
トイレですれ違った社員の顔から仕事に対する思いなどを感じ取れるそうです。


今回前田さんは人生規模で考えても意識すべきだろうことをお話しいただいていて、私はこのタイミングで知ることが出来て本当に良かったなと思いました。

いよいよ就職活動も本格的にはじまりますし、そのあとには最後の学生生活の一年が控えているので、前田さんの言うひととの関わり方を意識しつつ、自分のやりたいこと、なりたい姿などを突き詰めていけたらと思いました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

長くなりましたが、ではこの辺で!

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