大人だけど、子供のまま。

私には、妹と弟がいます。
妹は就活中、弟はこの春から大学生になります。

人生の中で大きく成長するであろう時期を病気とともに過ごしてきた私は、心とからだは子供のまま、年齢だけが大人になってしまっています。

妹や弟のサポートをする両親を見ていると、「私は愛されていなかったのかな」とつらくなります。
まだ学生だからちゃんと前に進めるように手助けをするのは当たり前で、それが親の役目なのかもしれません。

自ら進路を決めて挑戦してこなかったから、拒食症になってしまったから、普通とは違う道を歩んできた私に対して両親もどう接したらいいのか分からなかったのだと思います。

そんなつもりはないかもしれないけど、「もういい大人でしょ」って放っておかれているような気がしてしまうのです。

でも、私だってなりたくて拒食症になったんじゃない。
細い体だけが残る未来なんて想像してなかった。まだ全然、大人じゃない。

愛されていないなんて思うことはバチが当たりそうだけど、このツラい気持ちは消えてくれません。そう思ってしまうことも拒食症になったせいなのでしょうか……