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💗クロモスを作っちゃおう💗

💗クロモスを作っちゃおう💗

こんにちは🎵
最近すっかり紙モノにはまっている🍅です。
今日は、紙モノ系でもちょっとあこがれるクロモスを自宅で簡単に作ってしまう方法を思いついたので、ご紹介したいなと思って記事を書いています。

クロモス‥‥
紙モノ系を楽しんでいらっしゃる方にはなじみのある素材ですが、知らない方もいらっしゃるかな?
クロモスとは、1960年代にヨーロッパで考案され、シート上に型抜き加工された印刷物。 当時は手紙やカードに貼ってアレンジしたりデコパージュに使われていたそうです。
そして、今でも、素敵なクロモスがいっぱい販売されています。
ヴィンテージものは結構お高かったりで指をくわえている事も多いのですが、最近のものでも、それなりのお値段…気軽に100均の素材みたいにコラージュに惜しげもなく使うのは…結構勇気が必要だったりします。
クロモスの特徴は印刷されたものにうっすらとエンボス加工がされているんですよね🎵

それならば…作れないかしら?
( *´艸`)フフフそういうおバカな発想をするのが🍅です。
自宅プリンターと手元にあるダイカットマシンがあれば、エンボス加工が出来るんだし…やれるんじゃない?と。
では、どーやってあの綺麗なイラストに沿った凸版を作るの?
ダイカットマシンで凸版印刷をされている方は結構いらっしゃるけれど、
そしてエンボスフォルダで綺麗なエンボスを出すことも出来るけど、問題はイラストに沿ったクロモスっぽいエンボスをお手軽にどうやったら作れるか?が課題。うーん。。。ってなって、閃いちゃったのがボンドを使う方法です。
ってことで、その方法をこれから、公開でーす☆彡


用意するもの

薄手の光沢印刷紙 今回は100均の薄手光沢紙を使っています
コピー用紙位の厚さのトレーシングペーパー(プリンターに通るもの)
ボンド
(口の細いボトルに入っている事。100均の手芸用ボンドの入れ物が使いやすいです。無ければ、コルネ等のアイシングクッキーなどに使う絞り袋やノズルのついたボトルに入れて下さい)
透明のクリアファイル
薄手のビニール袋やラップ(どちらかあればOK)
ダイカットマシン
黒のサインペン(なくてもOK)
マステ等のテープ(用紙をズレないように留めるためにあるとよいです)
カッター&定規

作り方

  1. まずはクロモスにしたい画像を光沢紙に出来るだけ綺麗モードでプリントします。

  2. 同じ画像をトレーシングペーパーにインク消費少のモードで印刷します(その際、画像反転が出来るようでしたら反転印刷しましょう)
    インクがもったいないので版側はラフに印刷しましょう🎵

  3. 反転印刷出来ない場合は印刷面をひっくり返して、裏側に線を入れたい所を黒サインペンでザックリと書くとよいでしょう ※画像参照

エプソンプリンターで早いモードで印刷したら線があんまり出ません
裏にひっくり返してサインペンで書いてみました

4.トレーシングぺーパーをクリアファイルにはさみ、動かないようにトレーシングペーパーを留め、ダイカットマシンに入る大きさ(🍅の場合はA5サイズなので半分に)にクリアファイルごとカットします

A4クリアファイルを2分割にカット

5.手芸用ボンドでサインペンで書いた所を、アイシングクッキーでデコレーションするような感じでクリアファイルにボンドが凸になるようになぞります。

【注意】光沢紙と合わせ鏡状態になるようにしたいので、反転印刷して印刷面にボンドか、普通に印刷したものはひっくり返した裏側に凸を作るようにします

ボンドで凸部分を作るだけなら、クリアファイルを使わず直接トレーシングペーパーに書いてしまってもいいのですが、ボンドの水分量が多いとトレーシングペーパー自体がしわが出る事があります。凸版としてあまり回数が使えません。何回もエンボス加工をしていると、破れちゃいます。
1,2回ならたぶん大丈夫かな。(普通のコピー紙でやってもうまくいきました)
༺࿌❖ ポイント1❖࿌༻
‏あまり丁寧にやろうとせず、ざっくりと盛り上がればいいや位にやって大丈夫です🎵2回3回と直そうとかすると失敗します。もし、どうしても書き直したい時は、乾いてからそこだけ剥がしてもう一度書きましょう!)
༺࿌❖ ポイント2❖࿌༻
‏線を太めに描く、細目に描くというよりも、高さを出すイメージで乗せる感じで描くとしっかりエンボスが出来るようになります。
角がない凸を作るのが成功のポイントです。

【重要】しっかり乾くまで待ちます。
乾くと半透明になります。厚みがある分、中もカチカチになるまで待ちましょう

6.しっかりとボンドが乾いたら、その上に出来るだけ薄いビニールかラップ等を出来るだけしわが寄らないようにしてかぶせます。
(これはダイカットマシンで圧着した時にボンドがクロモスにしたい光沢紙の絵にくっついてしまうのを防止する為です)

ビニールをかぶせて指で触って凸が解るか確認を!

7.クロモスにする方の光沢紙の上に凸がある方を光沢紙側と合わせて絵がずれないように重ねます。
この時トレーシングペーパーだとしっかりと絵が重なるのを目視で確認する事が出来ます。慎重に合わせてください。
ズレ防止にマステなどで必ず光沢紙と凸シートを留めておきましょう。
それをダイカットマシンのプレート→エンボスシート→光沢紙+凸シート→プレート(普通のプレートでもいいですが、金属プレートの方がいいかも?)→厚み調整板(紙でもプラバンでもうまく合わせてください)の順で十分圧がかかるようにして、ダイカットマシンに通します

8.エンボス具合を見て、良さそうなら、凸シートと光沢紙を離します。
༺࿌❖ ポイント❖࿌༻
エンボス具合を見るには光沢紙の裏側の白い面を見てみましょう。光沢紙と凸シートはズレないように留めてあるので、ひっくり返してみても大丈夫です❣
エンボスが成功していると線が浮き出て見えているはずです。

こんな感じで見える筈です

出来上がるとこんな風に凹凸の線が浮き出ます。
写真では線が見えていない所も、クロモスっぽくすこし立体感がでていると思います。

どうでしょうか?
文章だと大変そうに見えますが、やり方さえわかってしまえば、
わりとラフに作れます。簡単なひと手間でワンランク上の感じになると思います。

なお、今回使用したデータはEstyでクロモスって検索をかけると色々出てくると思います。その中の1つを使いました。
フリーイラストや、手持ちのイラストなども、こんな方法でエンボスする事が出来ると思います。
やってみると楽しいですよ🎵








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