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照明は案外強敵なのかも

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2014年度の東京都の家庭における機器別電気割合を見ると、照明がトップになっています。2009年度のエネ庁のデータでも冷蔵庫につぐ2位。LED自体はそれなりに普及過程にあるだろうになぜ、いまだに消費電力の割合が高野でしょう?

以下の2つが原因ではないかと仮説を立ててみました。

部屋が薄暗く、昼夜問わず照明を使わざるを得ない
街中の建物が建て込んでいる場所などでは、どうしても日照も制限されるし、プライバシーの観点などからも、すりガラスやカーテンを締め切って照明に頼る生活になりがち。昔の間取りなどで、廊下や階段が薄暗く、照明をつけざるを得ない。などなど・・これはリフォームでもしないと解決できませんが・・

電球や天井照明など、容易に交換できるものばかりではない
昔ながらの白熱灯などは、電球を替えるだけで済みますが、それ以上は電気屋さんに頼んで工事してもらわなくてはなりません。まあ、それなりに工事代もかかりますし、煩わしい・・電気代の節約という趣旨から言うと微妙ですね。

我が家を再度確認したところ、ラスボスが・・

キッチンの照明がいわゆる蛍光灯で、容易にはLEDに変えられそうにありませんでした。結論から言えば交換は断念しました。

蛍光灯と交換できるLED管も売ってはいるけれども
蛍光灯の点灯方式には3種類くらいあるらしく、各々に対応したLED管が売られています。今回交換を断念した理由は以下の2点からです。

発光色が昼光色しか見つからず、寒々しくなりそうだったから(笑)
器具ごと交換したくても、あまり省エネな物が見当たらなかったから。
現状のインバーター方式の照明が45Wくらいの消費電力で、それよりもぐっと低い消費電力のものがキッチン照明としてはLEDであってもあまり見当たりませんでした。これでは交換する意味がありません。

初心に戻ろう

そもそもリビングや寝室の照明は、ソーラー充電機能のあるランタンや、USB駆動のLEDライトを主として使っています。プチ・オフグリッドとして、「直流ワールド」を体験したかったからです。なので、ここでAC100Vに繋ぐ機器の買い替えで解決してしまうのは、なんだか切ない・・そこで、バッテリー内蔵のLEDライトを試してみました。磁石で張り付くようになっていて、光センサーと人感センサー搭載です。わざわざスイッチを入れなくてもキッチンに立つとふわっと手元を照らしてくれる・・・なんだかブレードランナーに出てくるデッカードのキッチンみたいです。うん、これでいいかも。


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