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【初参加の方必見】 泊まれる演劇の10の楽しみ方 〜Moonlit Academy編〜

こちらのnoteでは、現在開催中の宿泊型イマーシブシアター 泊まれる演劇『Moonlit Academy』にご参加予定の方で、特に「泊まれる演劇、初参加だけど大丈夫かな・・・」という方の不安を少しでも解消できればと思っています!もちろん過去の公演に参加いただいた方にも有益な情報もございますので、是非ご参照ください。

※noteの最後に『Moonlit Academy』劇中に登場するキーワードの事前解説もございます。大きなネタバレは含みませんが、もし「完全にまっさらな状態で体験したい」という方は閲覧注意でお願いします。



1. ドレスアップして創立記念セレモニーを楽しもう

本作の舞台でもあるムーンリットアカデミーは、ならざる力(魔術、妖術、神通力に霊能力)を学び、育てて、花開くための寄宿学校。ゲストの皆様には「ムーンリットアカデミーの創立記念セレモニーに参加した一般ゲスト」として物語に参加いただきます。

あくまで一般ゲストなので学生服でお越しいただく必要はございませんが、セレモニー参加に相応しい少し綺麗めなお洋服でお越しいただけると気分がアガること間違いなし。どんな服がおすすめ?という質問をよくいただくので、一例を挙げますと….

  • 暗色のワンピース

  • 月をモチーフにしたアクセサリー

  • 靴はあくまで歩きやすいもの

を着用されている方が今作では多い印象です。もちろんもっと派手に着飾ってもOK!!!

ちなみにムーンリットアカデミーは入校後すぐに”寮分け検査”を受けていただくのですが、その検査結果によって「赤月寮(テーマカラーは赤)」「青月寮(テーマカラーは青)」「新月寮(テーマカラーは黒)」のいずれかに組み分けされます。チェックイン後の判別になるので、どの寮カラーでも馴染めそうなお洋服でお越しいただいた上で、購買部で販売されている「寮別ピンバッジ」を胸元につけて寮への帰属意識を高めるのも良いかもしれません。(バッジをつけているとキャラクターが多めに話しかけてくれるかも・・・!?)


2. 公演前に軽食をとっておくのが◎

泊まれる演劇ではどの公演でも物語の世界観に即したフードを販売しています。本作では1F「つちのこ学生食堂」で給食プレートや学園名物のドラゴンドッグ、カクテルやスイーツドリンクなどを提供。なおセレモニー開演前にはカクテルとドラゴンドッグのみ販売しています。

本作のおおよその公演本編のスタートは19:30、終演は23:00過ぎ。3時間30分以上頭も足も使いまくりますので、開演前までに軽食を挟んで体力温存しておくのがおすすめ。もちろんドラゴンドッグを試していただくのが嬉しいのですが(笑)、お時間の都合上難しい方は、事前にコンビニでおにぎりだけでも買ったうえでご来校されるのが良いでしょう。3時間30分、想像以上に歩くのでお腹が空きます・・・!!!

学園名物「ドラゴンドッグ」。スパイシーでクセになります。


3. チェックイン開始時間(登校時間)の5〜10分前にはエントランスに到着しよう

ご予約いただいた客室タイプによってチェックイン時間が異なります。(VIP ROOMの方はTWIN / SINGLE ROOMの方より30分早くチェックイン可能)

特にTWIN / SINGLE ROOMの方は18:30より同時にチェックインとなりますが、一度に館内にご案内できる人数が限られていますので、ご到着されるタイミングによっては最大15分ほどお待ちいただく場合がございます。

館内にお入りいただくタイミングではまだ公演に関わる演出はスタートしていませんが、おおよそ19:00を過ぎたあたりからロビーホールにてキャラクターたちのアクティングが順次スタートいたします。お部屋でお着替えされたい方などは特に、気持ちお早めのご到着をおすすめしております。なお、つちのこ学生食堂(フード・ドリンク)や購買部(物販)は、すべてのお客様のチェックインが終了次第、おおよそ18:50頃よりオープンしております。


4. 両手が空いた状態での参加がおすすめ

公演本編がスタートするととにかく歩き回ります。客室や階段への扉を開けたり、シーンによってはキャラクターたちから「これを○○○に届けてきて!」とおつかいを依頼されたりすることも。とにかく、できるだけ両手が空いていた方が色々と便利です。

ただしセレモニー前後・また公演中も一部フードやドリンクを販売しているのでお財布はあった方が◎なのと、冒頭で授業一覧(A4用意)が配布されるので、両手の空くショルダーバックを身につけるのが一番おすすめです。なお公演中はメモを取ったりスマートフォンの操作はNGなのでご注意ください。

簡単なゲームやアクティビティに参加することも!?


5. 19:20までにはロビーホールに集合しよう

チェックイン時にもアナウンスされますが、一度お部屋にお荷物を置いたら19:20までにロビーホールに再集合をお願いしております。なお、前述の通り19:00頃から一部のキャラクターたちがロビーホールでアクティングをスタートしていたり、19:20頃にはつちのこ学生食堂(フード・ドリンク)や購買部(物販)でご注文を一時締め切ってしまっていることが多いので、できれば19:10までにはロビーホールに到着していたいところ。

ロビーホールに着いたら、とりあえず空いている席に座っているとキャラクターたちが順に話しかけてきてくれます。後の物語に大きく関わる重要なお話もあったりするので、近くでおこなわれている会話にもぜひ耳を傾けてみて。


6.事前に受けたい模擬授業を決めておこう

公演本編の途中、お客様が学園の模擬授業を自由に選択し、受講するタイミングがございます。模擬授業は全部で6つでそのうち1つは必須授業。
残り5つの授業から2つを選択して受講することができます。

一つの授業は最大4〜5人と人数制限があるため、VIP ROOMのお客様を除いて原則先着での受付となります。どの授業もとっても愉快なものばかりですが、もし受けたい授業がある場合は事前に教室のフロアや位置を確認しておくのがおすすめ。

VIP ROOMのお客様はチェックイン時に受講希望票をお渡しするので、19:20までに生徒会スタッフにご提出いただければ事前にお席を確約させていただきます。


7. 同伴者がいらっしゃる場合は別行動・別授業がおすすめ(なのでお一人参加でもまったく問題なし!)

すべての授業を一人では受講しきれなかったり、ホテル館内(3フロア)を自由に探索できる時間(※)では、お客様それぞれが別々の部屋に招かれたり、その先であなただけが目撃するシーンがあるかもしれません。

※泊まれる演劇では公演本編の途中、お客様全員が館内を自由に歩き回りながら、キャラクターと会話をしたりミッションをこなす時間がございます。

泊まれる演劇では複数のフロアや客室で同時多発的に物語が進行しているので、同伴者がいらっしゃる場合でも別行動を推奨しています。別々の情報をあとで繋ぎ合わせることでストーリーの全貌に近づけたり、キャラクターの意外な一面を知ることができたり、物語をより深く・そしてより広く楽しむことができるからです。

ただ、泊まれる演劇の初参加の方同士だといきなり一人で行動するのも不安に感じられるかと思いますので、例えば1つ目の授業は一緒に受けて2つ目からバラバラで受講するとか、自由探索の時間でも最初は一緒に行動をはじめて慣れてきたら途中で別れるとか、是非皆さまの好みに合った楽しみ方を探してみてください。(もちろん最後までお二人で行動するのも全く問題なしです!)

ちなみに、ホテル館内を自由に探索する時間でもし迷ってしまった場合は・・・

  • ドアが開いている部屋は自由に覗いてOK

  • とりあえず特定のキャラクターに着いていってみる(そうすれば何らかのストーリーを辿ることができます!!)

  • 慣れてきたらロビーで他のお客様やキャラクターと情報整理するのも◎

の3点もぜひ思い出してみてください!


8. ルールを守って楽しもう!

まず第一に、泊まれる演劇ではお客様を心の底から信じています。過去に泊まれる演劇を体験してくださったお客様でしたらご理解いただけるのではないでしょうか。お客様を信頼していなければ、到底成立しない構造をしたエンターテイメントです。

入館時の誓約書の口頭での説明〜回収や、各部屋やフロアでの監視カメラの稼働、定期的なスタッフ巡回など、必要なセキュリティ対策はもちろんおこなっております。ですがそれらはお客様を厳重に縛り監視したいからではなく、公演に足をお運びくださったすべてのお客様へ最高なひと時をお届けするためです。ルールはあくまで手段であり、目的ではありません。その上で、だからこそ「ルールを守ってお楽しみください」と改めてお伝えさせてください。

泊まれる演劇ではキャストから明確な指示や誘導のない限り、小道具をお部屋の外に持ち出す必要はありませんし、お客様側からキャストに身体的な接触をおこなう必要もございません。必要な場合は、キャストやスタッフ側から明確な指示や誘導をいたしますので、その際はその内容に沿って行動いただけますと幸いです。

指示や誘導があれば行動いただく。まずはその一点だけ公演中も気に留めていただきまうよう、宜しくお願いいたします。


9. あなたの体験を誰かにシェアしてみよう!

終演後、1Fでは24:30(24:00 LO)まで「つちのこ学生食堂」を再オープンしています。この時間帯から給食プレートやスイーツメニューも登場!終演と同時に一気に混雑するため、ご利用予定の方は公演中もお財布をお持ちいただいた上で是非お早めに列にお並びください◎

また、終演10分後あたりで購買部(物販)も再オープン!U研メンバーが劇中で使っていたアイテムや、ストーリー完全解説から劇中写真、サイキックボードゲームキットまでがセットになった公演パンフレット(2月中旬頃まで事前予約)など、とっても充実しています。

つちのこ学生食堂でご飯やお酒を楽しむだけでなく、お連れ様や隣の席の方と各々が体験したシーンを語り合ったり、物語の全体像を想像しながら夜を明かすことが、泊まれる演劇の大きな醍醐味の一つです。特に『Moonlit Academy』では選択式の模擬授業や寮ごとで体験するシーンなど、過去作と比べてもより一層「自分だけが体験した!!」とオンリーワンを感じていただける作品を目指しています。それはつまり、あなたが目撃しなかった重要なシーンが必ずあるということです。

そんな「自分以外の誰かが体験した物語」に少しでも近づいていただけるように、本作ではいくつかのアイテムツールをご用意いたしました。

例えば、初めましての方とも積極的にお話ししたい方には相席OK札を、

お部屋で余韻に浸りながら、他のお客様の思い出をひっそりと覗いてみたい方にはゲストノートのご利用がおすすめです。

・・・もしかすると何か新しい学園の姿が見えてくるかもしれませんね。


10. 思い出を写真や動画に残そう

泊まれる演劇では終演後にロビーやお部屋などの舞台美術を自由に撮影いただく時間がございます。本作『Moonlit Academy』でもセレモニー終了後、教室や生徒たちのお部屋を25:00頃までご自由に撮影いただけます。
※その際キャストやスタッフ・他のお客様の写り込みのないようご注意ください。

こちらのnoteではおすすめのフォトスポットや構図を紹介しておりますので、ぜひご参照ください。

撮影されたお写真は、ぜひ#泊まれる演劇月夜の思い出をつけて、感想と一緒にシェアいただけると幸いです。

黒板に落書きもOK(描き終わったら綺麗に消してね。)


10+. 翌朝、朝食とともに物語は続く・・・・

『Moonlit Academy』でも翌朝08:00〜11:00のお時間帯でご朝食を提供しています。(有料・前日24:00までにフロントにて要予約)

そしてこの朝食時間にも物語の後日譚を垣間見れるちょっとした仕掛けが。お時間に余裕のある方はぜひご予約の上お立ち寄りください。



『Moonlit Academy』キーワード解説

劇中に登場するキーワードを一部解説!完全版は公演パンフレット内の「ツキノアクロペディア」のコーナーにて掲載予定です。

🖋ムーンリットアカデミー
弁天町に佇む一風変わった寄宿学校。創立は1924年。外から見ると寂れたホテルにしか見えないが、先に向かうと華やかな学園生活が待っている。特例を除いて、両親または親戚にぶるうむが開花した者がいる子どもたちだけが入学を許される。ただし勉学を怠りぶるうむを開花せずに卒業すると、学校を出る際にすべての記憶を消されるという噂がある。そのため原則三年制ではあるが、ぶるうむの芽が出ず何年間も留年し続けている者もいる。各学年の生徒数は30人程度。 小ぶりなホテルの外観と異なり、校内は物理法則がねじ曲がったかのような広大な空間が広がっている。とある部屋の扉も、別の日に開けると異なる空間に繋がっていることもしばしば。

🖋ぶるうむ
別名“ならざる力”と呼ばれ、第六感や透視、サイコキネシスに妖術など人体を超越したあらゆる力を指す。大昔は魔法とも呼ばれていた。 本来すべての人間には少なからずぶるうむの才能は眠っているが、その力が開花する者(通称:ぶるうど)はごく僅かである。ぶるうむを学び、育てて、花開くための養成学校がムーンリットアカデミーである。

🖋赤月寮
超感覚の素質を見出された者が通う。正式な名称は超感覚的知覚。五感が覚醒し、普通の人間では見えないものや聞こえないものをキャッチすることができる。第六感、透視、未来視、エンパシー、などがこれにあたる。

🖋青月寮
念動力の素質を見出された者が通う。手を使わずに物を動かすことができる力のこと。サイコキネシス、 パイロキネシス(手の中から火を生み出すこと)、テレポーテーション、など。

🖋新月寮
幻魔術の素質を見出された者が通う。古くから存在しているが、解明されていない事柄が多く最も謎が多い力。ずっと昔、西洋では魔法、東洋では神通力と呼ばれていた。幻覚や妖術で人の心を操る力。

🖋夢遊歌 / 永遠の眠り事件
その歌声を聞くと、永遠の眠りに落ちてしまうという呪いの歌。歌で人を夢に誘いそこに閉じ込める、幻魔術のぶるうむの一種。 最近学園の近隣ではその歌声を耳にした生徒が眠りから醒めない事件が立て続けに起こっている。事件の容疑者は「カイブツ」と呼ばれる正体不明の呪術師である。

🖋カイブツ
日本最恐の呪術師。あらゆる都市伝説の正体、あらゆる未解決事件の犯人、あらゆる寒々とした気配の原因はカイブツだと言われている。




泊まれる演劇『Moonlit Academy』
HOTEL SHE, OSAKA(大阪府大阪市)にて24年3月17日まで上演中。
ご宿泊予約は公式サイトより。


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