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広告を逆算してみた

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今朝の通勤電車で見た、気になる広告。
特徴的なイラストとデザインだったので、すぐ目にとまったけど、やっぱ一番気になるのはキャッチコピー。
二行目は、分かります。商品に落ちてますし。
一行目が、なぜそうなったのか?
たまたま自分の会社が品川の港南口を出たところにあるから、このキャッチに引っ掛かったんでしょうけど、それにしても不特定多数の人が乗る電車の中吊りで、なぜこのコピーだったのか?

広告業界で企画提案力を鍛えるトレーニングのひとつで、掲載されてる広告を見て、そこから逆算してそれが作られた背景や課題を想像してみるというのがあり、よく若手の頃そんなことをしていたのを思いだし、やってみました。

まずいちばん最初に思いあたるのは、その企業の所在地由来。
調べてみましたが、「中央区新川」
創業の地も、違うっぽそう。

次に、ターゲットのプロファイル。
「品川駅 港南口まで歩いた」ってことは、徒歩圏内。
そしてそれがちょっと頑張った運動的に書かれているから、半径2km圏内くらいか。
そうすると、田町・大井町・大崎・五反田あたりで働いているビジネスマンでしょうか。
ん?五反田?
この人は五反田で飲んで、そこから歩いて品川まで来て、そこで締めとしてラーメンを食べたのか?
確かに港南口には、何軒もラーメン屋があります。

次に商品が置かれている背景。
このコロナ禍でみんな運動不足になっているのは否めない中、少しでも体にいい事や物に接したいのが消費者マインド。
少しくらい高くても、今まで使っていたものからの買い替え需要ねらいか。
それか、今までこんなところには気にもかけていなかった人の新規開拓か。

みたいなことを考えているうちに下車駅に到着。
結局なぜこのコピーが生まれたのかにはたどり着けなかったですが、朝からあたまの体操にはなったかと思います。

ちなみに、こんな感じでユルめに何か思考する時は、あたまの中で最近自分のなかで旬な瑛人さんの「香水」を流してます。
先日ふと車のラジオで聞いて、妙に気になる歌詞とメロディだったため、その日から耳から離れません。
いろんな芸能人の方が「香水」歌ってみたやってますが、ダントツはチョコプラさんのです。


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