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あの頃の自分①


気が向いたらちょくちょくやっていこうかと思って、作りました。
「あの頃の自分」。
シリーズであげていこうかなと、思っています。
1回で辞めるかもしれないし
そこは自分の気分に任せます。笑

いつまでもこんな話をしている自分から抜け出したい気もしていますが、これもひとつの記録として、やっておこうと思います。
早く未来の話をできるようになりたいです


あの頃の自分、

今回は、「自分の容姿」について。


昔から、私は自分の容姿に自信がなくて
小中高と、とくに小学生の頃は自分の顔が大嫌いだった。

モテるわけではないのに気が強かったから、男子からものすごく嫌われてブスとかメガネザルとかのび太とか、言いたい放題言われていた。


可愛い子の前にいると自分のコンプレックスで押しつぶされそうになって、一緒にいるのが嫌になることもあった。


それも徐々に、年齢が上がっていくごとに、
努力もするし、
顔も変わってくるし、
少しずつ自分を好きにはなっていくのだが、

どこかまだ、
ビジュアルが綺麗な人への劣等感みたいなものがあって、
アイドルやモデルさんや綺麗な人をどこか妬むような、見るのを嫌がっている自分がいた。
(そういう人たちの綺麗さもたくさんの努力の上に成り立っているものなのに、ひどいはなし。)


それが大きく変わったのが、大学生の頃。


私がいた学科が、生涯学習という分野で、
ざっくりいうと
「全ての人のいろんな形の学びを支援する」
という学科。
授業もなかなか面白いものが多かった。


その中で、1年生のころ
「自分史」を作り、それを提出して授業内で要約を発表する授業があった。

なかなか個性的な面々が集まった学科だったので、どの人の話も面白かったが


中でも特に、
普段から面白いなぁと思って仲良くしていたMちゃんの話しが心に残った。


その子は、自分の「推し」がとにかく好きな子で、オタ活もものすごくしていた人だったのだが、私は、その子の、周りがどう思おうが自分の好きなことを好きと言う、その感じがものすごく好きだった。

そんなMちゃんが、発表内で自分が髪を伸ばしている理由について、「私、髪が長い子が好きなんです。だから自分も髪を伸ばしているんですけど」ってサラッと言った。


それがなんだか、自分の中でものすごく刺さった。


私は、自分にないものや得られていないものを相手が持っていることにショックを受けて、それを持ち合わせていない自分を卑下していたのだが、

そうではなくて、

自分になりたい像がある。
自分が好きだと思う像がある。

それを真似して取り入れることで、
自分を好きになっていく。

そう言うことを、Mちゃんは当たり前のようにしていた。


私は、そういうことをするのって
恥ずかしいことだと思っていたけど、
その時のMちゃんを、私はすごく素敵だと思った。
そしてすごく、Mちゃんが好きだなぁと思った。

「なりたい自分になる」って、
思っていたより素敵なことなのかもしれない。


そう気づいてから、綺麗な人を見るのが辛くなくなった。

むしろ、最近ではそう言う人を見て、
「こんな素敵な人になりたい!」
と思って努力できるようになった。


人間って変わるものだなぁと思う。

そうやってどんどん、
みんな素敵な自分になっていったらいいじゃん、と思う。


そんなことを考えた1日でした。

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