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優美堂再生プロジェクトに飛び込んだきっかけ

面白そうなところに「飛び込む」ことをライフワークにしているTOMAKIです。以前、こんな勉強会の講師をやったことがあります。

なにかに飛び込むにあたって、さすがにやみくもにどこにでもってわけにはいかないので、あらかじめ自分の中で「気になるキーワード」っていうのをリストアップしておいて、それに合致するものであれば思いっきり飛び込んでヨシっていうルールにしています。

今回の優美堂のことで言えば、まずこのプロジェクトが中村政人さんによる東京ビエンナーレの企画であること。アートという文脈は、僕にとってどんぴしゃなわけです。かつ、僕が以前働いていた神田須田町と、優美堂のある神田小川町はすぐ近所で、自分にとってなじみがある街であること。そしてなにより、僕が一番ビビッときたのは、実はこの「富士山の看板」なのです。

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僕は、「日曜アーティスト」とか、「ハイパーインタラクティブコンセプチュアルアートクリエイター」とか、ふざけた肩書を自分で作って名乗るのが好きなのですが。最近積極的に活動しているのが「アーバンアルピニスト」という肩書で、「登らない山登り」というのをやっています。本物の富士山には一切登ったことはないのに、都内近郊にある「富士塚」に登りまくったりしています。友人たちと一緒に、「登らない山登りツアー」や「富士塚巡り」などの企画を行ったりも。

この優美堂の「富士山」を見た時、「これはぜひ、登りたいなー」と思ったのですね。なので、この優美堂再生プロジェクトの募集告知を目にしたとき、「はい!やります」って即決したのでした。

「飛び込む技術」の勉強会で教えようとした理論よりも、むしろ自分の直感で脊髄反射的に飛びついたような感じですね。この判断は、正解でした。

そこから一年、めちゃめちゃ楽しかった。

まず最初にみんなで行ったのは、全身真っ黒のほこりまみれになりながらの、額縁の搬出。その様子は、次の投稿でご紹介します。

「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。