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記録すること

作業の工程をせっせと写真を撮っていたら、「前田さんは記録魔だね」と中村さんが言った。「中村さんもそうじゃないですか」と僕は言って、二人で笑った。

もともと書くことが好きで、さらに写真を撮るのも好きなので、「ブロガー」という肩書を得てからは水を得た魚のようにひたすら写真を撮って記事を書き続けた。いろんな「ブロガーイベント」に参加しては、その感想などをブログに記録する。そんな記事が蓄積していって、ブログはある意味自分にとっての記憶の一部になっている。検索すると過去の体験が出てくる、外部脳のような。

日常的に見たものや感じたこと、体験したものなどを記録している。動画は編集や投稿に時間がかかるので、主に静止画の写真に、ちょっとした文章をつけて。ブログを書くのは、電車での移動時間や、行列に並んでいる時間など、日常のちょっとした隙間時間が多い。なるべく短時間で、頭に浮かんだことをさっと文章にまとめつつ、キーワードをネットで検索したりメールやメモを読み返して確かめ、記事をまとめる。

フックとなる起点は、写真であることが多い。写真を見返しつつ、ストーリーのポイントになるような写真をまずはインスタグラムにアップする。そこから、Facebookに一度「友達限定」でアップした後、ある程度フィルタリングしたり追記したりなどして、ブログにまとめる。インスタグラムの文章がそのままFacebookに同期されて、それをコピペしてブログ記事化することもあるし、写真だけ活用してまるっと書き直すこともあるし。ブログに何を残しておきたいかと、誰に読んでもらいたいかによって。

というわけで、記事化にあたっては写真が起点となるので、あらゆることを撮影しておくことは重要だ。とりあえず、撮っておく。撮った写真をたどることで、自分の体験を思い返し、記事に書くことができる。

というわけで、優美堂で作業中も、たくさんの写真を撮った。今、その写真を眺めながら、「優美堂のこと」の記事を書いている。


「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。