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ぐるっとパス完全攻略法

2019年に中銀カプセルタワービルに住むにあたり、個人用の携帯電話を解約したのですね。その後しばらく会社用の携帯電話のみで過ごしていたのですが、楽天モバイルが無料キャンペーンをやってたのでそれを契約してしばらく使っていました。なぜか、いつの間にか有料になってましたが、「まぁそんなもんか」と。昨年、そのスマホが壊れてしまい、あんまり使ってなかったこともありそのまま解約。また、個人用のケータイがない生活をしばらく過ごしてました。

ただやっぱり、二段階認証とか、LINEとか使えないとそれなりに不便なこともあったので、年末に久しぶりに回線を契約して、端末も購入しました。

で、SMSを使った二段階認証がまた使えるようになったので、ずっと昔につくった仮想通貨の口座に久しぶりにアクセスしてみたんですよ。てっきりもう、残金を空にしたと思っていたので、そこに1万円以上のビットコインが入っていることに驚きました。そもそも、一番最初にその口座に入れたのが1万円。それを使ってビットコインを購入して、VALUっていうサービスをしばらく使ってたのですよ。クリエイターのプラットフォームで、自分のスキルを販売する、みたいな感じのもの。面白いサービスでしたが、残念ながら終了してしまい、仮想通貨の残額を口座に戻したのが2020年くらいだったと思います。そのタイミングで、仮想通貨をあらかた売って、現金化して、オンラインの銀行口座に入金。その時点で、最初1万円だったのが倍以上になって「なんかよくわからんけど、すごいなー」と思った記憶。

そしたら、残額がなくなったはずの口座にまた1万円が生えてて、「なにこれ、キノコか?」という感想です。こういうのを経験すると、投資とかにはまる人の気持ちがなんだかわかるような気がします。個人的には、こういうお金の増え方はなんだか気持ちが悪いので、さっさと現金化して使ってしまいます。

というわけで、年始に思いがけなく1万円の「お年玉」をもらうことができたので、このお金を使って美術館や博物館にたくさん行こう、と。

前置きが長くなりましたが、ここで登場。ぐるっとパス。

ぐるっとパスとは

「東京・ミュージアム ぐるっとパス2023」は、公益財団法人 東京都歴史文化財団が販売する、都内近郊101か所の美術館・博物館等の入場券や割引券がセットになったお得なチケットです。以前、何度か使ったことがあります。1度使いはじめると2か月間有効で、その間で対象となる施設をそれぞれ1回ずつ利用することができます。

前回使った時も、Excelを使って行きたい美術館や博物館をリストアップし、移動距離も計算しつつ1日でどれくらい行けるか、みたいなことをして遊んでました。

もともと、博物館や美術館が大好きで、大学時代に「Museology(博物館学)」のクラスを受講し、インターンシップもネバダ州の歴史博物館で働いてました。子供の頃に訪れた上野の科学博物館が衝撃的な面白さで。以来ずっと博物館が大好きです。ちなみに、この1万円のお年玉で最初に買ったのが国立科学博物館のリピーターズパス。これで、1年間何度でも通えるので。

そんなわけで、1月4日にぐるっとパスも購入。博物館の窓口で購入する予定で家を出たのですが、都電に乗ってサイトを見ていたら「オンラインで購入できる」とあったので、その場で購入。オンライン決済したら、QRコードが送られてきて、これを使って101か所の美術館や博物館、公園などに行けるようになりました。

さて、どこに、どの順番で行くか。

ここで、ExcelやNotionが活躍するわけです。

Excelでデータをまとめ、Notionでプロジェクトの可視化

すでに、前回のぐるっとパス購入時につくったExcelファイルは手元にありました。ただ、時間がたっているので、いくつか新しい施設が追加されたり、休館中の施設などもあるようでした。まずはとにかく、Excelのファイルを更新していきます。全部で101か所はあるのですが、無料で訪れることができる施設と、割引だけの所とがあります。今回は、無料の展示を主に訪れたいと思います。

85件のリストができました。施設名とURL、住所、開館時刻と最終入館時刻、閉館時刻、そしてメモなどをExcelにまとめました。いったんこれをつくると、このデータをインポートしていろいろなところで使えるようになります。スマホでも確認&更新ができるようにGoogleスプレッドシートに取り込みつつ。Notionに落とし込んでカンバンボード化。行きたい場所やすでに行った場所などが一目で把握できるようにしました。

インポートしたデータ
そのデータをボードビューで見たところ

1月4日に、駒込にある東洋文庫ミュージアムと六義園を既に訪れています。特に、東洋文庫ミュージアムの書架は以前から見たかったので、実物を見られて本当に良かった。六義園は、これまでに何度も訪れていますが、やっぱり良いですね。都会の真ん中にこんなにも広々とした公園空間。和歌山の景色を模したものということで、今月末に和歌山に行くので、そんなつながりも感じつつ。今年から、登らない山登りの動画撮影にもチャレンジしているので、それについてはまた別途書きます。

そんなわけで、このボードを使って行きたい場所、行った場所などを確認しながら、3月頭までいろいろな場所を訪れたいと思っています。

ついでにGoogleマップも

と、このデータをGoogleマップに取り込んで、自分の「マイマップ」も作成しました。

ぐるっとパスのマイマップ

ぐるっとパスの無料で行ける施設だけをピックアップして、Googleマップ上にピンを立てました。どこにあるかがわかるので、旅程を立てるのに便利。

ちなみに、今私がいる両国の近くにも、「すみだ北斎美術館」があるので、このあと気分転換と散歩を兼ねて訪れてみたいと思っています。

1万円の「お年玉」で美術館・博物館を訪れる

とりあえず、このプロジェクトに関してはこんな感じですかね。「日曜アーティスト」として趣味の創作活動を続けるにあたり、アウトプットだけでなくインプットも大事。2,500円で2か月間いろんな美術館や博物館に訪れることができるのは素晴らしい。仮想通貨を売って1万円の「お年玉」をもらえたので、その中から1,500円で国立科学博物館の年パス、2,500円でこの「ぐるっとパス」を購入しました。あともう一つ欲しいなと思っているのが、森美術館の「MAMC(マムシ―)」と呼ばれる個人会員の資格。5,500円で1年間、森美術館に何度でも訪れることができるというもの。以前、森タワービルに勤めていたことがあって、その際はずっと何年も年パスを買い続けていたのですが、最近はその年パス自体がなくなってしまったこともあり、なかなか森美術館に行けてないんですよね。というわけで、検討中。たぶん、会員になると思いますが、そのタイミングを見計らっています。

さて、Notionで新しく作ったプロジェクト管理用のボードとしては、もうひとつ読書用のものがあるのでそれを紹介するのですが、その前に北斎美術館へ行ってこようかな。近くのコンビニで飲み物も買ってきたいし、という言い訳もしつつ。カンヅメ中ですがちょっと外出してきます。

では後ほど。


「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。