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優美堂の楽しみ方

行き方

優美堂の行き方は、いくつかあります。地下鉄の一番近い出口から向かうのも良いですが、ちょっと遠回りして散歩しながら訪れるのも良いですよ。私も、「優美堂再生プロジェクト」でこの建物のリノベーションをお手伝いしていた際、いろんな行き方で訪れていました。

地下鉄の一番近い出口は、地下でつながっている新御茶ノ水駅、淡路町駅、小川町駅のB5出口。地上に出てから、ワンブロック歩くだけ。2分くらいで着きます。

ゆっくり散歩しながら向かうなら、秋葉原駅からがオススメ。JR、もしくは日比谷線で秋葉原駅についたら、万世橋へ。旧万世橋駅のホームは、現在商業施設になっています。靖国通りをまっすぐ歩いても良いですし、ちょっと裏路地に入り込んでも面白いです。東京ビエンナーレのhogaleeさんの壁画も近くにあります。

もうひとつのコースは、新御茶ノ水駅から歩くコース。あえて優美堂に近い方の出口からではなく、聖橋の方から地上に出て、軍艦山からニコライ堂を眺めながら歩きます。ゆったりと坂道を下りながら、歩いて10分くらいの散歩コースです。

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1階ギャラリースペース

優美堂に到着したら、引き戸を開けて中に入ります。自動扉はないので、「えいっ」と手で開けて入ってください。向かって右が座敷のエリア。左がテーブル席のエリアです。突き当りにカウンターがあるので、そこでドリンクや食べ物を注文できます。

コーヒーや、紅茶などの他、手づくりレモネードもおすすめです。夏の間は、かき氷が人気でした。富士山カレーも美味しいですよ。

絵画作品を眺めたり、販売している額縁を物色してみたりしつつ、そこでまったり。絵画作品や額縁を購入することもできます。運が良いと、看板娘の秋田犬「のの」ちゃんに出会えます。

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防空壕

最初に建てられてから80年経過しているこの建物には、防空壕もあります。今は閉鎖されていますが、リノベーションの作業をしていた頃に、この中に入ったことがあります。独特の湿気と匂いがあって、かなり独特な空間です。現在は、一般の人が入ることはできません。

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一番最初にこの建物から大量の額縁を運び出した時、この防空壕の中にも額縁が保管されていました。長い年月、湿気にさらされた額縁は、木の部分がボロボロになっているものもありました。ちょっとだけ、実家で飼っていたカブトムシの匂いに似てました。

2階ギャラリースペース

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東京ビエンナーレの期間中は、二階のギャラリースペースにも額縁が展示されていました。今後、クラウドファンディングで支援してくれた方に、中村さんが40点ほど絵を描くそうで。その作品がここに展示されると聞いています。前回行ったときは、このギャラリーは改修中で、一般の方の立ち入りはできなくなっていました。

屋上テラス

富士山の看板の裏側の空間。ここに屋上テラスがあります。東京ビエンナーレの期間中は、パスポートチケットを持っている方はこちらに登ることができましたよ。屋上ヨガのイベントなども、ここで開催されました。

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この屋上は、現在は一般公開をしていません。もしまたイベント等が開催される場合は、ぜひ参加してみてください。

今後、優美堂でいろいろな展覧会、イベントや、ワークショップなども開催されると思います。公式サイトでチェックしてみてください。



「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。