2019/05/19
「酔っ払って他の女の子とシちゃった」
忘れもしない、2019/05/19
夜の電話が日課だった、
この日も当たり前にたわいもない話ができると思って電話をかけると彼の様子が変だった
「どうしたの?」
そういえばこの日の前日、彼が先輩とオールで遊んで全然返信がなかったことを思い出した私は、(昨日のこと反省してるのか、、)
そんな風に思ってた矢先だった
「昨日酔っ払って他の女の子とシちゃった」
言葉よりも先に涙が出た
(ていうよりずっと泣いてた)
頭が真っ白になって、ショックで、話せる状況じゃなかった私は急に電話を切った
すぐに友達に連絡した
何も言わずに電話を繋いでくれて、励ますでもなく、彼のことを悪くいうでもなく、ただ泣いている私を電話越しに抱きしめてくれた
当然のように(当然だけど)朝が来た
「こんな憂鬱な日でも朝は来るのか、、」
重い瞼とだるい体を精一杯の力で起き上がらして、学校に向かう(今思えば休めばよかった笑)
1人でいるのが辛かった
何をしていても何もしていなくても涙が出て、いつもの満員電車が逆に心地よく、この気持ちを誤魔化してくれるみたいに思えた
「本当にごめん」
彼からのLINEにどう返せばいいかわからなかった
「ふざけんな、別れよ」
そんな風に言える強い女でいられなかった
彼が好きだった、ずっと、2年間、何が合っても一緒にいると思えた人だった
(若い頃の恋愛なりに本気で好きだった、、)
その日の夜、彼に会った
「会って話そう」
そう連絡したのは私だった
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