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春季リーグ戦を終えて

こんばんは!
お久しぶりです!
今日は5月24日に全日程を終了した春季リーグ戦をキャプテンとして振り返りたいと思います!!
結果的には、最終節まで首位に立っていたにも関わらず勝ちきれず2位と非常に悔しい結果に終わってしまいました。
秋はどうやったら勝てるのか。今日は秋勝つためにも一度しっかり春のチームを振り返りたいと思います!!

投手陣の奮闘

この春、チームとして一番良かったことは投手陣を中心にしっかりと守れた事が良かった所だと思います。エースの髙橋を中心とした4人の投手陣がリーグ戦を通じて崩れなかった、また野手陣もミスから失点する事なく集中して守ったのは去年から格段に成長した部分だと思います。今までの同志社は競った場面での致命的なエラーなどで負け続けて来ましたがこの春はそう言った試合がなかったので、チームとして自信を持つ所だと思うし、秋までにこのディフェンス力と言うものにチームとしてもっとこだわって確固たる強みにしたいなと考えています!

負けてもいいという雰囲気がなくなった

これまでの同志社はずっと負けが先行して、リーグ戦早々に優勝がなくなっていたので、チームとしても負けるのは仕方ないと言うような雰囲気が漂っていたのば事実でした。
しかし今年は 

  「春はなんとしてでもリーグ優勝する」

と言う強い想いのもと、最後まで優勝争いに食い込んでいく中で

     「絶対に負けたくない」

という強い想いがチームの雰囲気としてありました。スポーツをやる上で、このような雰囲気は本来当たり前なのですが、僕含め、これまでの同志社はそう言った勝負をするまでの心構えがなっていなかったのは事実なので、やっと勝負をする土俵にチームとして上がったのかなと、レベルの低い話ですが思います。
1戦目を落とした近大戦。2連勝しないと優勝から遠ざかってしまう状況でのチームとしての雰囲気、また3戦目を迎えるまでの2週間でチームとしてしっかりデータをとって練習に反映するサイクル、また取ったデータを活かして3戦目、好投手を打ち崩して勝った事。チームとしてあるべき姿に4年目にしてやっと慣れたんじゃないかなと感じました。

チームとして一つの成功体験を経験する

最終的に2位に終わってしまいましたが、最終節まで優勝争いに食い込み勝っていく過程で、一つ、チームとして成功体験を経験できたのではないかと思います。これまではどの練習に対しても様々な意見や愚痴がありました。これは高校時代までに個人個人が経験した成功体験が大学野球では邪魔になってしまっていたのだとつくづく感じていました。
しかし、チームとして勝っていく事で次第にどの練習自体にも各自が意味を見出した事で練習メニュー自体への不満を言う選手がいなくなりました。
これはこの春のリーグ戦で少なくとも勝利という成功を経験した事で、チームとして

  「この練習をこの雰囲気でやれば勝てる」

と言った成功体験ができた事は必ず秋に繋がると思います。
 それでも勝ちきれなかった。この悔しい思いは選手一人一人に必ずあると思うので、どうすれば勝てるのか。この問いに対してチームが一つになって取り組む事が出来れば、秋しっかり戦えるんじゃないかと考えています。

個人の力量不足

このリーグ戦を総括すると、この言葉に尽きると思います。チームとしてはできなかった事よりもできた事の方が多いんじゃないかと思っています。しかし最後の優勝決定戦では力不足が露呈する形になったので、この6月はチーム作りも勿論ですが、個人個人の競争が秋に向けて必要になると考えています。

打力不足

これは今年関西学生のどこのチームにも言える事でしたが、打力不足だとつくづく感じます。
これは僕自身も非常に感じました。この春リーグ打線が奮起していれば必ず優勝できる投手力は持っていました。しかし敗戦した4試合のうち3度が完封負け、、ととにかく打てなくて負けてしまったと責任を感じています。
秋に向けては当然野手一人一人のパワーアップが必要になります。パワーアップする為に、今までのスイングの再現性を高める為に練習量が必要なのか。それともスイング自体を改善する必要があるのか。そもそもパワーをつける為にトレーニングに注力するべきなのか。
選手一人一人に違う課題があって、それぞれが課題に向けて取り組まないといけない夏だと思います。
僕が打っていれば勝てた試合も何試合もあると思うので、この夏は秋打ち勝つ為に死ぬ気で打撃練習やトレーニングに注力しようと思います。

優勝争いをする経験不足

僕たちは最終節まで全て勝ち点を取って同立戦を迎えました。最終節は勝ち点さえ取れば優勝という立ち位置にいた中で、関西学生では珍しくお客さんがいっぱい球場に駆けつけて応援して頂きました。しかし10年優勝争いをしていなかったチームだったので僕含め

      「勝てば優勝」

というプレッシャーがかかる中で力を発揮する事が出来ず負けてしまいました。これが今シーズンで一番悔しかった事です。原因としてはやっぱり僕が

   「優勝がかかる試合で力を出す」

と言うところで、どこか抽象的に話をして練習に取り組んでいた事がいけなかったんじゃないかなと思っています。

「もっと明確にチームに優勝を意識させる事はできなかったのか」

主将として大きな失敗を最終節でする事になりました。
この失敗を活かすのは秋勝つことしか無いと僕は思っています。幸いな事にチームとしてこれをやろう!と言う発言に対して、賛同して一緒に取り組んでくれる同級生や下級生など恵まれた環境でキャプテンをやらしてもらってるなあとつくづく感じています。

「この環境で結果を出せないのは間違いなく主将力不足である」

と自分にプレッシャーをかけてあと4ヶ月、個人のレベルアップに加えてチーム作りも死ぬ気でやっていこうと思います。

最後に


この春季リーグを通じて、できなかった事だけではなく出来た事も多くあったと思います。でも最終的に胸に残るのは

     「勝ちきれなかった悔しさ」

です。やっぱりスポーツをする以上必然的に敗者は生まれますが、秋もう一度悔しい思いは絶対にしたくありません。そんな中で僕は昨日のミーティングで選手たちに明確な目標を伝えました。

     「秋絶対に日本一を目指す」

春季リーグを勝ちきれていない、リーグ優勝から11年遠ざかっているチームが日本一を目指して野球する事に違和感を感じられた方も少なくは無いと思います。でも僕は明確にチームの前でこの目標を掲げました。
日本一になる為には秋季リーグを勝ち切らないといけない。
その後、関西で勝ち切らないといけない。
全国で、強豪相手に勝ち切らないといけない。
この難しさはチームの中で僕が一番知っていると自負しています。と同時に高校時代に全国制覇を経験した僕は達成するまでの道筋を1つ知っていると思っています。しかし、高校時代通った道を同志社でもすれば勝てるなんて事はあり得ないと思っています。
ただ、一つの道筋を知っている事で他のチームの主将より明確なアドバイスや、説得力があるミーティングはできるのでは無いかと思っています。
更に僕には西谷先生を初め、多くの尊敬できるリーダーの方々にアドバイスを頂ける環境下にあります。そう言った方々にもしっかりと頼って、より多くの人を巻き込んで秋もう一度リーグ戦を戦って秋こそは勝って学生野球を締めくくりたいなと強く思っています!!!



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