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高校野球を振り返る⑧

こんばんわ!
今日は朝から広島へ試合しに行って体がクタクタです😵‍💫😵‍💫
バスの時間を有効活用して今日も高校野球を振り返って行きたいと思います🤔

西谷先生との面談

大阪桐蔭では毎年オフシーズンになると西谷先生との1対1での面談があります。ここでは大体30分くらいかけて1年間の総括や今の課題、今後どうして行きたいかを話す時間です。
 ここからは簡単な対話形式で話を思い出していきたいと思います。

西 「今年1年どうだった??」

青 「自分の実力不足を痛感しました」

西 「どこが力不足だった??」

青 「打撃の力強さや送球の確実性が足りないと思います」

西 「どうしたらそれは改善される??」

青 「僕は体が小さいので冬練だけでなく1年間かけてウエイトトレーニングをしたいと思います。また、バッティングピッチャーをして少し感覚を掴み始めているので継続していきたいです。」

西 「青地は一所懸命練習するし、野球ノートでも計画的に練習を考えられるのは長所だと思う。それに加えて先生が思うことを言っていいか?」

青 「???」

西 「青地はグランドで優しすぎる。勿論私生活ではそれが良いところだけど、グランドではライバルな訳だから、もっとガッツいて練習するべきでは?もっと(グランドで俺を見てくれ!!)と言う気持ちが必要では??」

とこんな感じで話してくれました🤔
以前にも書かせて頂きましたが、西谷先生はどんな時でもまず僕達の良いところを話してくれたり、肯定的な話の聞き方をしてくれました。こういう風に話してくるとその後の話が本当に心に入ってくるんです、、是非みなさんにも一度体験してほしい!!!

グランドで優しすぎると言われた事は自分の中で衝撃的でした。今思い返すと確かに中学校まではすぐに試合に出してもらっていたので、いつのまにか

「グランドでは当たり前のように自分を見てくれる」

というのが定着してしまっていたのかもしれません🤔増しては大阪桐蔭はみんな「俺を見てくれ!!」と言った感じのハングリーな選手が多かったので一歩引いて野球をしてしまっていたのかもしれません。そこで僕はグランドで存在感を出す為に2つ心掛ける事にしました。

①誰よりも声を出す
②どんな距離でも全力疾走をする

この当たり前にできる事で、チームで1番になって目立ってやろうと言う考えでした。

   「こんな事で目立てるの??」

と思った人も多いかも知れません。ですが1回これを誰よりも意識してみて下さい!!びっくりするくらいグランドで目立つ事ができますよ😀😀
今も①の声を出すと言う事は常に心がけているので是非大学野球を見に来てください!!多分僕が一番グランドで目立っていると思います!!
この2つの徹底事をやる遂げる事をこの時強く決心し、そこからの2年間サボる事なく徹底し続けた事は自分の中で誇らしい事の一つです😌

今後はどこを目指すんだ???

西谷先生との面談の中で、最後にこの質問をされました。チームとしては春の甲子園が決定的だったので恐らく僕以外のメンバー外の選手は

   「春の選抜大会のメンバーに入る」

こう答えていたと思います。しかし僕は

  「2年生の秋にレギュラーで試合にでる」

こう答えました。これについての僕の考えをお話ししたいと思います。
 この目標を立てたからといって、何も春の選抜大会がどうでも良いと思った事は一度もありません。しかし、現実的に

 「下手くそな僕がどうやって試合に出るか」

を考えた時に、春の選抜までの3ヶ月間では実力的に逆転出来ないと考えていました。その事から僕が決断したのは「9ヶ月後の新チームを目標に設定する」
事です。この9ヶ月を真剣に取り組めば下手くそな僕でもレギュラーになれると迷う事なく思っていました。こうして目標点を「9ヶ月後」に置くことで、周りの選手よりも計画的に技術力向上を図る事ができました。その中で、勿論あわよくば春の選抜も、、と思っていたので平行して結果を求める事は想像以上にきつかったです、、、
そんな時に意識する事は

○9ヶ月後に向けてやらないといけない事を決める事

この一つでした。例えば、紅白戦や練習試合などで結果を残す為に考えて練習する事に加え、「ウエイトで体を大きくする事」や「足と肩の強化」は9ヶ月後のレギュラー奪取に必要な事だと思っていたので、試合が終わって結果が出てなくて悔しい時でも必ずウエイトやトレーニングにしっかりと取り組みました。
 今自分の目標と現実との距離が離れていると感じている人には是非試して頂きたいです!
①直近の結果を求める練習
②将来的に自分に生きてくる練習
この二つをしっかり分けて計画的に練習に取り組めば、1年後など長いスパンで見た時に、目標に大きく近づいていると思います!!!!

 西谷先生はこの時少し驚いていたような記憶があります。そこで僕が今書いたような内容を話した時に

「しんどい事も多いだろうけど必ず成果は出るから頑張れ」

この言葉をかけて貰って冬の面談は終わりました。
この面談をした事はすごい良かったと思います。
自分の1年間のフィードバックをもらった事、また今後自分がどういうビジョンを持ってグランドに立つのかの意思表明ができた事。僕にとって実りの多い30分間になりました。

今日はここまで振り返りました。次はもっと具体的に技術的にどうしたのかであったりを書かせて頂きたいと思っています。

なお次回は
①僕らの世代で僕が輝ける場所はどこか?
②技術的な打撃理論はどう考えていたか?
③僕の打撃理論深掘り

この3点を詳しく読んで頂いた方に必ず実りのあるような構成で頑張って書こうかなと思っています。
僕はまだ現役選手で、打撃理論を全員に公開してしまうと僕の大学野球に悪い影響が出てしまうかも知れないので、恐らく有料記事にして配信させて頂く予定です。それでももし興味があると思って頂ける方がいれば是非手に取って読んで頂きたいです!
今までに聞いたことがないような興味のある内容も書けるんではないかという自負もありますので少しでも多くの方が手に取って頂けると幸いです🙇‍♂️🙇‍♂️

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