世界遺産検定取得への道#40

#40 世界の遺産
今日2月3日は節分の日、恵方巻食べられた方も多いでしょう。

今年の恵方は、西南西のやや西だそう。それは255度の方角です。

西が360度−90度=270度
なので西を正面に向いて、さらにそこからさらに15度左に向いた方角です。

クイズ番組が好きで良く見るのですが、昔、北と北北東の間の方角を北微東という問題が出ていました。

なので今回の恵方の正確な名称は、「西微南」でしょう。「微(び)」は少しですので、西の少し南側という意味でしょうね。




さて、今日の世界遺産は、チェコ共和国の『プラハの歴史地区』です。

チェコの首都プラハは、水量豊かな「ヴルタヴァ川(モルダウ川)」と、千を超える歴史的建造物が調和した美しさを誇ります。

その歴史は、6世紀後半にスラヴ民族がヴルタヴァ川の河岸に築いた集落や砦にはじまります。

9世紀ごろには川の左岸にプラハ城の前身となる城塞が、右岸にヴギシェフラト城が建設され、次第に人口が増加、市域も拡大され、973年にはプラハに司教座も置かれました。

14世紀半ば「ボヘミア王カレル1世」が神聖ローマ帝国カール4世として即位すると、プラハは神聖ローマ帝国の首都となりました。

イタリアやドイツの芸術家をプラハに招聘し、帝都にふさわしい都市改造に着手し、プラハ市域の拡大やプラハ城の改装、東岸、西岸を結ぶカレル橋の建設などが行われました。

しかし、1419年に宗教対立からフス戦争が勃発すると、長らく混乱状態に陥りました。

16世紀には、ハプスブルク家を国王に迎えてカトリック化が進み、17世紀にプロテスタントの反乱に端を発する三十年戦争が起こりました。

このような混乱にさらされながら歴史的な街並みが保たれました。


プラハに残る3000以上の歴史的な建造物のうち1500あまりが歴史的・文化的価値があると認められています。

プラハ城やカレル橋のほか、
1365年に完成したティーンの聖母聖堂、
1490年ごろにに完成した天文時計塔を持つ旧市庁舎、
1881年に建てられたネオ・ルネサンス様式の国民劇場、
カール4世の命で再建工事が始まり1929年に完成した「聖ヴィート大聖堂」など様々な建造物が華やかな時代の面影を今に残しています。


長い歴史で年号と出来事を覚えるの大変ですね…

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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