世界遺産検定取得への道#44
#44 世界の遺産
自分の職場に現在実習中の学生が数名来ています。
実習は長くてしんどいことが多いんですよね。
なので学生には優しく、さらに実習生だった頃の気持ちをいつまでも忘れないように心がけて指導います。
今日最終日だった学生が挨拶に来て、楽しく終われました、と言われてなんだか嬉しい気持ちになりました。
今の指導方法を続けていきたいですね。
さて、今日の世界遺産は、ロシア連邦の『モスクワのクレムリンと赤の広場』です。
クレムリンと赤の広場は、モスクワ大公国からロシア帝国、ソビエト連邦、そして現在のロシア連邦に至る歴史が刻まれた場所です。
1156年に築かれた砦がクレムリンの起源となり、のちにイヴァン3世がれんが造りの城壁や塔、城門を建造しました。
城壁内には、「ウスペンスキー大聖堂」をはじめ壮麗な聖堂群や宮殿が建てられました。
城壁外には15世紀から大規模な市場が開かれた「赤の広場」があります。
今日2つ目は、中華人民共和国の『鼓浪嶼(コロンス島):歴史的共同租界』です。
厦門市(あもいし)にある鼓浪嶼(こうろしょ)、(現地の発音ではコロンス)は、九竜江の河口付近に位置する非常に小さな島です。
1843年、南京条約に基づいて厦門が開港し重要な貿易港となると、1903年から鼓浪嶼は「外国人のための居留地(国際共同租界)」となりました。
鼓浪嶼には、アモイ・デコ・スタイルなどの建築様式が流行し、ヨーロッパと中国の文化が混ざり合う顕著な例として評価されています。
・南京条約:アヘン戦争に敗れた中国の清朝が英国と1842年に結んだ不平等条約
・アモイ・デコ・スタイル:20世紀初頭のモダニズムとアール・デコ様式がこの地で独自の融合を果たした建築様式
鼓浪嶼、変換するのめっちゃ大変ですわ…
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
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