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職務経歴書のカタチ

提出された応募書類で気になる事③選

①職務経歴書のページ改行

項目がページをまたいでいる

こんな感じで、ページをまたがっている書類を見ると
「行を調整すれば、ページ内に納めること出来たんじゃないかな・・」
と思ってしまいます。

とても些細なことですが、これが結構気になります。
項目がページをまたぐ以外にも、締めの「以上」だけが
次ページに食い込んでいるパターンなどもよく見かけます。

軽微なことのようですが、ここで見ているのは職務経歴の内容だけではなく
応募者の書類作成スキルも見ています。

職務経歴書もそうですが、業務の上での書類作成は
誰かに見せることが前提で作ると思います。

ぱっと見て美しい見た目を意識して、書類作成をしてみてください。
(もちろん見た目の美しさだけじゃダメなんですけどね、、)

②フォーマットが見にくい

職務経歴書を作るとき、おそらく多くの人がWeb上でフォーマットを探し
それを参考に作るのではないでしょうか。
それ自体はいいと思うんです。

ただ、、
何でこのフォーマット選んだんだろう。と思うことがあります。
先にも書きましたが、見にくい書類だと選考する側も読む気を失います。
ある意味、採用担当者の目には止まっているのですが
見にくいと思われて目に止まるのは、あまりいい結果にはなりません。

いろんなフォーマットがあると思うので、自分が見やすいなと
思うものを選ぶようにしてみてください。

③職歴が淡泊または濃厚すぎる

職歴の記載欄が淡泊すぎるパターン
例えば、出版社で編集経験がある場合

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○○出版株式会社
2018年4月~2022年3月まで
編集業務全般(企画・校正・編集)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんな感じで、4年間働いていたのに経験した業務が
1行にまとめられちゃっているパターン。
これは極端な例ですが、職歴として書くとしたら
以下のような内容を含んでいるといいのではないでしょうか。

・年に何本企画を出しているのか
・年間に何冊担当しているのか
・どんな内容の本を出したのか
・担当した本がどれくらい売れたのか
・年間刊行目標数は何冊で、達成したのか

営業職にも言えることですが、定量的に書けるところは
数字を明確に記載しておくことをおすすめします。

逆に濃厚すぎるパターン

職歴が何行にも渡ってびっしり、しかも話し言葉のように
書かれている職務経歴を見ることがあります。
何をしてきたのか、事細かに説明したい。こんなことも出来るんだよと
書きたいことがたくさんあるんだろうなとは思います。
しかし、簡潔にまとめる能力というのも求められる要素です。

編集職で応募してくる人に多い印象なのですが、
職歴をびっしり書いちゃう人に、編集能力があるとは思えません。
書きたいことが盛りだくさんあってもいいんです。
職務経歴書は、簡潔にわかりやすく。
これらを注意して作成することをおすすめします。

以上の3つは、日々書類選考をしていて気になることが多いです。
上記に気をつけて職務経歴書を作成すると、
書類通過率は上がると思います。

最後に、、
最近ではデータで応募書類を受け取ることが多くなってきました。
提出される応募データが、WordやExcelなど「編集可能」な状態で
提出してくる人が多いです。
自身の応募書類は、編集が出来ないPDFで提出するようにしましょう。
PDFに変換する際に、改行などがおかしい場合は気付くことも出来ます。
応募書類を受け取った企業側は、受け取ったデータをPDFで保存します。
書類選考をしてくれる人の仕事はなるべく減らしてくれるとありがたいです。






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