リメイク版LIVE A LIVEをクリアしたので感想とか

Q.これどうなん?

A.SFC版未プレイの人は買って損なし。プレイ済みの人はノスタルジックな気持ちに浸りたいのであれば買い、そうでなければフルプライスで買うほどかと言うと、まあ…


はじめに

というわけで長年の時を経て、令和4年に発売された「LIVE A LIVE HD-2D Remake」をクリアしました。

僕は発売した年はFF6だの南国少パプワくんだのをやっていたので、完全なリアルアイムと言うほどではないですが、ちゃんとSFC版を前情報なしでプレイできている老人で、とてもノスタルジックな気持ちになりながらプレイしておりました。

そんなわけでこれからプレイを検討なされている方向けに、色々感想を書き連ねてみたいと思います。


そもそもLIVE A LIVEって何ぞ?

SFC版は1994年に発売され、全7章(すっとぼけ)構成で、著名な漫画家7名を起用したことに加え、趣向を凝らしたゲームシステムと、全編トラウマばきばき植え付けるスタイルのストーリーが話題となりました(多分)。

いかにも著作権がスパゲティそうな雰囲気なのでリメイクは絶望視されていたものの、いつしかコンソールで原作がプレイできるようになり、そしてついにリメイクと相成りました。


原作未プレイの人は内臓売ってでもプレイすべき

ライブアライブの素晴らしいところは、そのあまりに衝撃的すぎるストーリー展開に加え、難易度が割とぬるめで遊びやすく、RPGがそこまで得意でない方でもクリアできる手軽さもあります(もちろん個人差はありますけど)。

この辺のバランス感覚はリメイクされても変わらず、極上の物語をサクッと楽しめるRPGとしては非常に有価値かと思います。

原作未プレイの方、かつ前情報が何もない方は、多分今地球上で一番幸せ者なのではないでしょうか?令和の世であの衝撃を体験できるわけですから。
ホント凄いのでぜひプレイしてみて欲しいです。


原作やり込んだ人は購入必須ではないかも

リメイクにあたりグラフィックは非常にキレイになり、UIやバランスも改善されグッと遊びやすくなりました。テキストの修正などはあれど、可能な限り当時の面影を残そう!という努力が垣間見られます。

ただしその代償として追加要素は非常に控えめで、例えばクリア後の裏ボスとかエンドコンテンツとか、そういうのは特にありません。一応追加要素はあるのですが、最後の最後にサプライズがあるくらいと言った感じです。

極論「絵がキレイになって声がついた以外はSFC版と一緒」とも言えます。
戦闘バランスが整ったとはいえ、結局ユンの西安破裏拳もキッドのハリケンショットもダメージカンストするのは一緒だから、やることは原作とほぼほぼ変わりません。

「とりあえず何も考えず普通にプレイするか」とユルく意気込んだ僕の総プレイ時間が約20時間ですから、ちょっとあっさり過ぎた感は否めないかもですね。


声優が異様に豪華(必要かは知らない)

著名な声優はギャランティが高く、その影響でソフトの単価が上がる…そんな確証は全くないのですが、それにしたって本作の声優はちょっとやり過ぎなんじゃないかってくらい豪華です。

そりゃキッドがスネークだの、尾手院がアナゴさんだの、盛り上がったのは間違いないんですが、盛り上げ方の方向性として合ってるんですかね?

ポゴが緒方恵美女史だった必然性ってホントにあるんでしょうか。シンジくんが「あいぃ~~~っ!!」って言ってるだけなんですよ?いや同じ「あいぃ~~~っ!!」でもパターンがあるんですけど。

まあ…話題になったしいいのか。


まとめ

原作未プレイの人はぜひ買うべきです。

原作プレイ済みの方は「絵が綺麗になって、声がついて、遊びやすくなった原作」に約7,000円払うことに価値を見出せるのであれば、買っても良いかもです。

そんな感じでした。
正直もっと追加要素があっても良かったんじゃないかとは思いますが、この辺は原作至上主義の方もいる訳だし、バランス感は難しいですよね。

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