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アメリカは警察無線が聴き放題??

どうもみなさんこんにちはTomです。 

 今回はかなりマニアックなテーマについて掘り下げていきたいと思います。 多分、この記事は99.9%の方には需要は無いと思いますが残りの0.1%の方に向けて書いていきたいと思います笑笑。 

 アメリカの無線事情を知らない方するとちょっとビックリするタイトルかも知れませんが、今回はアメリカの警察無線事情についてみなさんにお教えしたいと思います。 

 現在、日本では警察無線、消防救急無線(260Mhz帯指令のみ、460Mhz帯署活系はアナログ)はデジタル化されており、アナログテレビで地デジ見れないように市販のアナログ受信機では聴けないようになっており、またそれらのデジタル無線に対応する受信は市販されていません。 

 元々僕はアマチュア無線をやっていた父の影響で中学生の時に第四級アマチュア無線技士の免許を取り、無線の世界に入りました。 

 免許を取得してからしばらくは144/430Mhz帯で交信(QSO)をメインに楽しんでいましたが、その後は“聴く”ことにハマり、消防無線がデジタル化するまで東京消防をメインにその他各種業務無線をよく聴いていました。

 アメリカに来る前からアメリカの多くの法執行機関(警察など)の無線が聞けることは知っていたので、大量のアンテナと受信機を日本から持ってきました笑笑。

 アメリカでは日本と違い、基本的に行政の持っている情報は基本的に国民に公開するべきとの考えがありこれには各種行政文書、映像などが含まれ、この中に無線交信も含まれると考えられており誰でも聴けるものとなっています。 

 近年ではテロ防止や犯罪抑止などの観点からコロラド州のデンバーなど一部の大都市で秘話化(聴けなくなるようにすること)されているとこも出ており、日本でも有名なNYPDも今年中に警察無線を秘話化すると発表しています。

 ですが、全米の多くの場所ではいまだに聴けるところが多く、日頃から趣味や取材活動の為に聴いている方も大勢います。 

 是非アメリカに来たときはアメリカで警察無線を聴いてみてはいかがですか? 


次回はもう少し掘り下げてアメリカの警察無線のシステムについて解説したいと思います。 

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