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5032 ANYCOLOR 取引記録

取引結果


結果から言います。
3000株を決算跨いでマイナス211万でした。

今回のトレードは結果が出る前から「あんまりイケてないな〜」という肌感があり、買っても負けても反省の記録にしようと思っていました。ただこんなにブチ喰らうのはさすがに想定外でしたね…

決算内容

私の試算では3Q売上105億、純利益30.5億でしたが、実績値は売上77億、純利益17.7億と大幅に下回っていました。
前年度2Q開催のにじさんじフェスが3Qにずれ込んでいることや、2Q決算説明会で売上・利益が想定を上回っているという発表があり、期待からの落差も大きかったと思います。

2024年4月期 第3四半期決算短信
2024年4月期 第3四半期決算説明資料 p.6

決算を受けて株価はストップ安。その後に剝がれはしましたが、軟調に推移して終了しました。

こんなの田角陸じゃなくて田角崖じゃん

反省点

・にじさんじへの理解不足
私が予想した売上の内訳はにじさんじ75億、EN12億、にじさんじフェス18億でした。一番の誤算はフェスです。フェスの売上自体はほぼドンピシャで当てたのですが、事後通販の存在を知らず3Q計上分の収益がズレていました。(4Q発送分も3Qの利益として計算していた) さらに1,2QはYoYで堅調に成長しており、今回も同様の伸び率を当てはめた結果、フェス以外のにじさんじ収益もズレて実態以上の数字が出てしまいました。
あと私はにじさんじをほとんど視聴していない門外漢ですので、いわゆるファンホルダーに知識・情報で負けていました。ファンなら事後通販の存在なんて当然知っていたでしょうね。

・下値があるという安心感
この約1年間、ANYCOLORの株価は3,000-4,000円のレンジを推移していました。決算前3,100-3,200円の安値圏だったので下値余地は限定的だろうと高をくくってinしてしまいました。決算のパワーはテクニカルなんて軽く超えていくことを本能で理解できていませんでした。

・材料への織り込みが読みにくかったこと
3Q決算を迎えるにあたり、フェスとENの成長鈍化が注目の的でした。プラスとマイナスの材料が共生する状況は2項目それぞれの予想に加えて「どちらがよりサプライズ感が大きいか?」を考えなければならず複雑化します。数千ある銘柄の中からあえてこの死地に赴く必要はありませんでした。

・そもそも勝てる自信があまりなかった
XやYahoo掲示板での反応も見つつ買いと判断したのですが、それでも体感の勝率は55%くらいでした。前提として株は丁半博打ではないですし、下値は限定的だろうという油断が招いた失敗です。

余談ですが、今回コンセンサス予想は考慮していません。あまりに的外れな予想で誰も当てにしないと思ったし、2Q予想でも盛大にやらかしている前科があるからです。エニカラのコンセンサス担当はVTuber好きの新卒くんが担当していると個人的に思ってます。

良かった点をあえて挙げるとするならば、決算前にビビッて2000株利確したことですね。本来のイグジットポイントは3,500円に設定していましたが、自信がなく一部処分しておいたことが功を奏しました。

結語

決算説明会の質疑応答が投稿されました。

よし!極めて軽微だな!

ログミーFinance ( https://finance.logmi.jp/articles/379242 )

ENの具体的な展望は未だに言及されていません。本当に改革する気はあるのか?国内組頼みで今後どこまで業績を伸ばせるのか?が今後のカギになるでしょう。
ちなみに決算資料には4Q業績は今期最大の見通しと述べられているんですよね。それを信じられる人は買えばいいんじゃないでしょうか。
私は買いません。

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