ブロール(ヒスブロ)を始めようと思った時に役に立つかもしれない
1,はじめに
初めての方は初めまして、
そうでない方はお久しぶりですね。
いつもブロールこと旧ヒストリックブロールばかりやっている黒塗りの不審者です。
ブロールを始めようと思った時あまりにもカードプールが広すぎてどんなカードを採用すればいいのかわからない!
そういう時参考にできる記事を自分でも作っておこうと思い立った次第です。
多分他にもそんな感じのモノを書いてる人は既に存在していることでしょう、調べてないけど多分います、少なくとも二人くらい。
とりあえずこれ入れといたら強いんじゃねってなヤツを並べていくのでもし今日からブロールを始めようと思った人の目に留まって興味を持ってくれたらうれしいな。
なお紹介カードは全てグリクシス(青・黒・赤)関連ですのであしからず。
他の色については詳しい人に聞いてください。
2,本題
早速紹介していきましょう
青編
切除コストで唱えると3マナの万能打消し呪文、1マナで唱えると手札以外から唱えられた呪文のみ打ち消すことができます。
統率者を打ち消すのはもちろん追放領域や墓地から唱えた呪文にも当てることが出来ます。
特に入れない理由がない限り採用して良いでしょう。
2マナの確定打消し。
現在の確定打消し呪文は3マナを基準に作られており打消しを採用するなら1マナ軽く滅多なことでは腐らないこれを使わない理由はナシ。
単体除去にも全体除去にもなれる器用な一枚。
グリクシスカラーでは対処できないパーマネントもなんとかしてくれる可能性がある頼れる呪文です。
超過コストで打つと対象をとらないので呪禁やプロテクションも貫通できる事を覚えておくべき死にたくないならそうするべき
そもそもなんでこんなものを使えるようにしているのかさっぱりわからない
さっきの対抗呪文にオマケにしては強すぎる効果がプラスされています。
まぁ運営が野放しにしていることだしきっと健全なカードなのでしょう。
対抗呪文を採用するのならこれが入らないということはないはず。
というか対抗呪文は抜けてもこれが抜けることはそうそう無いのでは?
勝利の決め手にしたいカード上位に入ります(謎指標)。
統率者は伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーなのでそれを確定で対処できるこれはもちろん強力。
また呪文だけでなく能力も打ち消すことが出来ます。
最近はいわゆるフェッチランド(デッキから特定の基本土地タイプを持つ土地をサーチするカード)も実装されているため土地破壊にもなり得るのがいやらしい。
ご存じの通り統率者は除去されても統率者領域に戻り再度唱えなおすことが可能です。(追加コスト有り)
唱えるたび・戦場に出るたびに仕事をするタイプの統率者はこういったカードで無力化し自分を伝説の存在と思い込んでいる精神異常スケルトンになってもらい戦場に張り付けておくのも一興。
アルケミー特有の「永久に」という文言が書かれた打消し。
対象にとったクリーチャーのパワーを永久に下げることが出来ます。
ただし統率者は統率領域に移動する際に永久効果を失わせることが出来るので、そこを生かすならしつこい負け犬や恐血鬼みたいな生物に当てるとよいですね。
因みにこの呪文はクリーチャー呪文以外も対象にできるので純粋に火消しの上位互換として使用できます。
「自分のパーマネントをすべてアンタップし追加のアップキープを得てカードを1枚引き土地を追加で1枚プレイしてもよくプレインズウォーカーの能力をもう1回使用してもよく追加で戦闘を行ってもよい」
と書いてある。クセのない追加ターン呪文の中では最も軽い。
とはいえ5マナは結構重いのでデッキと要相談。
またプレイヤーを対象に取る呪文のため対象を変更されたりする可能性もあることを頭に入れておくとよいだろう。
黒編
よくわからないけどなぜか許されているカード第2弾、
昔は出力先の方が問題だと思っていたがやっぱりコイツがダメ。
2マナの加速、即ち2ターン先のアクションができてしまいます。
特にマナの使い道に制限がかからないのもズルい。
今やハンデスの代表格と言って差し支えないカード。
どのタイミングで撃つかの判断は結構難しい。
序盤のアクションの阻害、通したい呪文のための安全確保、
どう使うかはアナタ次第。
ライフ2点は案外痛いので注意。
低マナ域のクリーチャーかプレインズウォーカーを殺せる呪文。
打ち消されない(迫真)により護法持ちを貫通可能なのが素晴らしい。
生物化したストーム・ジャイアントの聖堂もこれ1枚で確殺できちまうんだ。逆に言えば後半は当てどころが無いこともあるが序盤での対応をミスると後々に響くことが多いので入れておいてよかろう。
有用な3つのキーワード能力に加え相手の墓地次第で強大なパワーを得ることが出来る吸血鬼。
大型飛行生物との相打ち、ライフの確保、パワーが上がればアタッカーもこなせる頼もしいヤツ・・・ではあるがタフネスは常に3しかないのでよく雷に打たれて死亡したり城が崩れて押しつぶされたりするのはご愛敬。
マナコスト4でパワー4タフネス5の逞しい肉体。
対戦相手がカードを引くことに2点のダメージを課しアドが欲しければ代償を支払えと言わんばかりのヤクザ行為でストレスを与えます。
一方自分が引く分には2点回復してくれる懐の広いあったけぇ女だぜ。
除去耐性としてはタフネス5しかないが意外と落ちない。
赤を泣かせるために生まれてきたとしか思えない性能。
早期に着地、維持できたらこれ1枚で勝ててしまうことも。
赤編
1マナのインスタントで好きなところに3点ダメージを飛ばすことが出来る、
MTGにおけるすべての火力のご先祖様、偉大なる先人、原点にして頂点。
一度はスタンに戻ってきたこともあるが結局今ではオーバーパワーと判断されているのだろう。
プレイヤーに飛ばせないようにした下位互換でいいので作ってもらえないものだろうか?
それはともかく最悪顔面を焼ける汎用火力なのでとりあえず入れとけ。
先手で着地させることでそこそこの確率で相手を投了させる能力を持ちます(大嘘)。
半分くらい冗談はともかくとして先手1t目に出すカードとしてこれ以上のものはそうそう無いと思われる。
ブロールにて強力な統率者といえば真っ先に名が挙がるかも?
2点クロックでありマナ加速ができ尚且つ相手のカードを奪って唱えることもできてしまいます(重要)。
しかし宗教上・精神衛生上の理由でこれを採用したくない人もいらっしゃるかもしれませんね。
勝つのが目的なら。
主にマナクリを焼くのが仕事、例によって最悪プレイヤーに飛ばせる火力になれる出来事。
地味に嫌なダメージ能力を持った3/4/3の生物側。
何かと便利なヤツだが2点ダメージの方は最近の生物の質から焼けないものも多かったりする。
枝を踏んで緑使いをキレさせよう。
軽めの横流しを入れておかないと数の暴力が得意な連中に轢き殺される事もブロールでは日常茶飯事。
タフネス3以下をサッと殺してお片付けできます。
アーティファクト破壊のモードは3以下、大体のマナ・アーティファクトを破壊できるので相手の展開を遅らせることも可能。
ダメージの方は自分のプレインズウォーカーにもダメージが入ることはお忘れなきよう。
4つの能力を持ったチャンドラ、出た当時は神ジェイスを意識し神チャンなどと呼ばれていた事も。
よく相手に出されてボーラス様を焼かれます、ー3はちょうど4点だからね。
マナ加速も出来るので出した次のターンに6マナまでジャンプ可能。
奥義が発動できたら多分勝ち・・・というかそんなにコイツを生き残らせることが出来るなら奥義無しでも勝ってそうではある。
何もなくともとりあえず2点ダメージを毎ターン与えられる焼く機械(問題のある表現)。
6マナの打ち消される方のチャンドラ。
常在型能力で1ターンに1回、自分が最初に唱えるインスタントやソーサリーをキピーしてくれます。
ドロー呪文をコピーできると気持ちがいい。
こいつもマナ加速ができるのだが色に融通がきくため多色デッキだとより生かしやすいかも。
便利なのがーXの能力で出たターンに最大5点を二つの対象に食らわせられる器用な火力を内蔵、しかもプレイヤーも焼けるので生き残るほど相手にプレッシャーを与えられます。
まぁ6マナで除去耐性の無いのプレインズウォーカーを生き残らせるのはなかなか難しいのだけれどもね。
コピー能力の性質上出来事呪文を使う場合はちょっと注意、本体の対象がいなくなって損をするかも。
無色編
2マナでアンタップイン可能なマナファクト3つをまとめてご紹介。
基本この3種は採用していいと思われる。
唯一色マナを出せる秘儀の印鑑、余った時はドローに変換可能な精神石、装備品にもなれるアイレンクラッグ。
3ターン目に出して2マナのカードを構えられるという点で他のマナファクトよりも優先度が高い。
マナファクトを使うならまずはこの3枚から。
凄まじい速度でドローが加速していくアーティファクト。
戦場に出たとき自分にプロテクション(すべて)を付与するため時間稼ぎとしても優秀。
上で紹介したシェオルドレッドと並ぶと相手はゲームを続けるのが馬鹿らしくなること間違いなし。
MTGアリーナにおいては若干ナーフされ起動に1マナかかるようになったもののまだまだ強い。
ドローに伴いライフが削れる速度も馬鹿にならないので自分で処理(除去・再設置・バウンス等)する手段は何か入れておくとよい。
6/6/6のボディに接死と絆魂、死んだときに分裂と割と無茶苦茶な事が書いてあるファイレクシア産殺戮兵器。
6マナは重いが相応に強力なクリーチャー、アーティファクトなので色に関係なく使用でき破壊による除去であればクロックも維持されるのでコストが許容できるなら採用候補。
重量級プレインズウォーカーで無色呪文を軽減する常在型能力とデッキトップのカードを2/2の生物として立たせることが出来ます。
重要なのがー3の能力で有色のパーマネントを種類問わず破壊することが出来るため血染めの月のような致命的な置物を割る為に採用しています。
宗教的信条から言えば本来は採用したくないのだが。
多色編
二つのフォーマットで禁止されたストリクスヘイヴンのトップレア(?)。
2マナでそのターンに使えるカードを2枚増やしながらデッキを3枚掘り進めるこれが何故アンコモンなのかコレガワカラナイ。
レアリティの関係でアリーナでは非常にお安く手に入る。
墓地を肥やさない&ソーサリーなのはギリギリで良心が働いたのだろうか?
インスタントだったら多分全フォーマット禁止だったんじゃないかな。
汎用火力とアーティファクト破壊のモードが共通する2種類の命令。
それ以外にも宝物生成・ハンデス・墓地回収・手札交換と便利で有用な効果をそろえた優等生。
例によってプレイヤーに飛ばせるため腐りにくく最後の一押しに使えたり。
ブロールにおいて置物対策を怠ることは非常に危険を伴うため安全管理の面でアーティファクト対策は必須。
モード選択が可能な呪文は融通がきいていいよね。
これは生物限定の5点火力・アーティファクト破壊・ドローの3つのモードを備えています。
当てどころが無くてもドローに変換できるのが優秀。
ウィザードのタイプを持つ生物をコントロールしているなら効果を二つ使用でき更に強力に。
3,土地は?
土地の採用に関しても書こうと思ったけど、
正直疲れたのでここまで。
また気が向いたら書くかもしれません。
ブロール有識者のちぎりこさんの記事で土地について書いてる記事がありますのでご紹介。
ちぎりこさんの他の記事も併せて見ることで自分よりもより実戦的な知識を得られることでしょう。
ひろがれヒスブロの輪。
4,終わりに
ここに書いてあるカードを使えば勝てるというものでもありません。
何しろ100枚構築なので再現度はどうしても下がるし引きムラも発生しやすいです。
ただこのフォーマットでしか得られない「自分だけの相棒と二人三脚で戦う」みたいな魅力があると思っていますので新規参入者が増えてほしいと思う。
少しでもこの記事が足がかりになってくれたら幸い。
じゃあ他の色についても書けって?
知らんそんなことは俺の専門外だ。
ほなまた・・・
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