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‣知っておいて欲しい知識


-劇薬の定義。全ての薬物の毒性は[経口<皮下<静脈]の順で強くなっていく。

-陽性、感染、発症の定義。陽性≠感染≠発症。全くの別物。
  陽性は対象表面にウイルスが居るだけ。発症は症状がある状態。


-遺伝学。DNAは二本鎖、RNAは一本鎖、RNAの種類、mRNAはタンパク質を作る際の簡易的な設計図(DNAの一部コピー)

-人間は菌とウイルスの塊。人間の体には、数100兆個、重さにして1~2㎏の細菌があらゆる箇所に常在し、それぞれの場所に固有のバランスを保って定着している。「善玉菌」が2割、「悪玉菌」が1割、そして残りの7割が「日和見菌」バランスが崩れると、体のあちこちにトラブルを引き起こす。

-ウイルスの大きさ、構造、仕組み。図を見てもらった方が良い。スパイクタンパク質が細胞内に侵入する際のカギになる。

-免疫学。実際にはもっと細かい段階があるが、免疫は「粘膜免疫」と「全身免疫」に大きく分けられる。又、免疫細胞が直ちに相手を捕えて攻撃する「自然免疫」と、相手の性質を正確に見極めて攻撃する「獲得免疫」の2段構えで守る。熱が出るのは、熱に弱いウイルスを叩くため。下痢は、敵を体外に早く排出するためで、これらも免疫反応の一種。マクロファージ、ナチュラルキラー細胞、T/ヘルパー細胞、T/キラー細胞、B細胞などなど、沢山の免疫細胞が存在し、複雑な仕組みがある。

-抗体の種類。主な物は5種類、役割や発現場所が異なる、役割が分かっていない抗体も存在、半減期があり時間経過と共に減っていく、粘膜内層では、その他のすべての種類の抗体を合わせたよりも多くのIgA抗体が産生されている。

-自己免疫疾患。免疫システムが暴走すると自分自身の組織を傷つけ、最悪の場合、死に至る。
免疫は本来、自分自身を攻撃することは無い、これを自己寛容と言う。このしくみが崩れると自分自身の細胞が攻撃され、関節リウマチ、筋無力症、I型糖尿病など(病名40種以上)自己免疫疾患になる。様々な引き金がある、体にもともと存在する物質によく似た異物が体外から入ってきた時、抗体の産生を調節する細胞が正常に機能しなくなり、体の細胞を攻撃する異常な抗体を産生する場合、正常な状態では体内の特定の領域にとどまり免疫系の標的にならない物質が血流の中に放出されてしまった場合など。

-アナフィラキシーの症状、呼吸困難(息切れ)、嘔吐、腹痛/けいれん、めまい/失神、精神状態の急激な変化、じんましん/かゆみ、唇、舌、口、顔、四肢の腫れなどがある。

-レトロウイルス(RNAウイルスの一種、逆転写酵素を持つ)
外来性と内在性の2つに分けられる。外来性レトロウイルスとは,個体から個体へ感染することが可能なウイルス。代表的なのはHIV。過去に外来性レトロウイルスが感染し,最終的にそれが生殖細胞に入り込んで宿主のゲノムの一部となった(逆転写)ものが内在性レトロウイルスである.内在性レトロウイルスは,ヒトでは全ゲノムの約8%を占める.

-心理学(長いので効果名と詳細は省略)。矛盾した命令による思考停止、希少性の演出、何度も繰り返し見聞きすることによる親近感、数字や有名人を使い効き目を訴える、同調効果(皆がしている、だから安心)、心理恒常性(ある一定の行動や考え方を維持する働きや、その意識から抜け出せない状態)

-大衆心理誘導。大衆に一定の行動をとらせる過程、大衆のうちにひそむ非合理性や情動性を一定の方向に傾斜させ,「強制なき同調」「同調による支配」を調達する。可能になったのはマス・メディアの発達によりマス・コミュニケーションが可能になったためである。政治的体制のファシズム化を助長する契機をはらんでもいる。

-マスメディア(mass media) 。 大衆媒体(たいしゅうばいたい)テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、大手メディア全般

-利益相反。信任を得て職務を行う地位にある人物(政治家、企業経営者、弁護士、医療関係者、研究者など)が立場上追求すべき利益・目的(利害関心)と、その人物が他にも有している立場や個人としての利益(利害関心)とが、競合ないしは相反している状態をいう。

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