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松前町立大島小学校だより【7月号】

米づくり 人づくり

校長 神  龍 治

 5年生が「最強の米作り会社グランプリ」を開きました。社会の時間、5年生は笹森教諭監修のもと、「最強の米を作ろう」をテーマに、米作りの魅力や苦労を学んできました。米農家では、販売量の減少や後継者不足などの問題が深刻だと知り、6名は、課題解決のため、「最強の米づくり会社を起ち上げる」企画書をそれぞれ作りました。そして、3・4・6年生と教職員を招き、プレゼンテーションを行い、「ウチの会社に入りませんか」と、社員を募集しました。以下は、それぞれの主張の中身です。

 夢のある会社ですね。〈農薬不使用〉〈おいしさ〉とともに、〈働きやすさ〉や〈コスト削減〉も考えています。
 最後に、蒼王さんが発表しました。

 蒼王さんの会社には、履歴書を手に応募する人が殺到しました(私は、年齢制限のない会社を選びました…)。
 手間をかけ、工夫と改良を積み重ね、国内で生産されてきた農水産品は、地球環境に大きな負荷をかけて運ばれる輸入品へと切り替わってきました。地元で作り地元で食べる循環により、地球と人とが癒し合う、文化的な未来社会へと、子供たちの学びはつながると考えます。


花いっぱい運動

 7月14日(金)、江良育成協議会会長の堺繁光様、江良老人会の皆様、松前町人権委員の皆様、役場生活環境係の皆様の協力のもと、1~4年生は、プランターにマリーゴールドの苗を植える活動を行いました。プランターは校区内各所に置かせていただきました。毎年、プランターへの水やりをしていただき、誠にありがとうございます。今年もよろしくお願いします。


◆風力発電見学◆

 7月10日(月)、5・6年生は札前パークゴルフ場の上にある、東急不動産の風力発電施設(風車)を見学しました。「松前学園」ふるさと学習の取組の一環です。今回は小島小学校との合同学習でした。
 児童は、風車が、コンクリートの土台・高さ94mのタワー・1枚50mのブレード・頭脳にあたるナセルの4つでできていることを学びました。12基の風車が生み出す電力は、建石の変電施設で蓄電され、2万4千世帯の電力を供給できるそうです。
 造成中の「リエネ・ウインドファーム」には、ラベンダー・カモミール・コスモス等が植えられています。新たな観光スポットとして、児童の未来とともに発展してほしいと感じました。


おめでとうございます!

 6月11日(日)に、3年生の上原まるいさんが、東京で行われた第45回ジュニア・ギターコンクール小学校中学年の部で、見事3位に入賞しました。
 1位・2位の子は4年生で、3年生としては最上位の成績ということです。おめでとうございます。終業式後に、演奏を披露してもらい、全校児童で鑑賞する予定です。


思い出に残る修学旅行

 7月4日(火)~5日(水)の1泊2日の日程で6年生4名が修学旅行に参加しました。今年は町内の3小学校合同での実施となり、4名は、なじみのある小島小だけでなく、松城小児童とも意識して交流を深めました。
 事前に計画し、準備を進めてきた自主研修では、地図を頼りに、弘前市内を歩きました。iPadを片手にストリートビューで現在地を確認する児童の姿に、時代を感じました。
 水族館のイルカショー、三内丸山遺跡の壮大な景色、多くの体験と思い出に残る修学旅行となりました。
 この体験を、様々な方法で表現できるよう学習を進めています。



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