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東京夜光録2023.4.1(川名)

東京夜光録2023.4.1(川名)

最近の川名のあれこれ

お世話になっております。川名です。
このnoteもお正月に書いてから、かれこれ3ヶ月。気づけば4月になってしまいましたね。なにも書くことがなかったからではなくて、大概こういうのって、なにかしてるから書けないものです。
ということで、最近の川名のあれこれ。


【ガチでネバーエンディングなストーリぃ!】
これは去年から今年にかけて、演出助手をしていました。メンバーの彼らの舞台、4年ぐらい前の結成のときから演出助手や演出補でついているので感慨。稽古や本番の模様が、ただいまABCテレビで放送中で、ちょっとだけTver見たけど、川名、演出の諏訪さんの隣でたびたび映っていて、演助やってる時のボロボロの顔と、なんでもいいやな服で、世間様に晒されて普通に恥ずかしい。


【小田島賞の授賞式】
昨年演出した「MUDLARKS」で、翻訳の高田曜子さんが小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞なさって、その授賞式に行きました。なんともめでたいし、高田さんのスピーチが素晴らしかった。何かを欲張って続けることって大事、と深く思いました。

【アンビリーバボー】
脚本と演出補やっていました。彼ら自身が主人公の青春物語。自分が高校の頃のこと、いつも、あぁ、もっと青春しとけばよかったなぁ、と思っていたけど、書きながらかつての自分を思い出すと、いや、意外と青春してなかったわけではないな、と。人から見たらそんなに青春じゃないかもしれないけど、そういうのって誰にでもあるだろうなとも思うし、だから、みんな何かしら自分に重ねて青春物語見るんでしょうし。冷静に考えちゃうとちょっと恥ずかしいけど、でも冷静ではいられなくなるような、彼らの清々しさとか、青さとか、なんだか気持ちよかったです。


【カスパー】
演出助手で入りました。うってかわって、重厚で難解な芝居。稽古中、気持ちが昂りました。演出のウィル・タケットさん、面白い。日本に慣れてらっしゃって、日本人の感覚に合わせながらも、ウィルさんのしっかり考え抜かれたプランのもとに演出されていて、結果的に、日本人じゃあぁはできないと思わせてしまう。知識と、発想と、勇気。ウィルさんを見て思わされました。カンパニーの皆さんも、とことん誠実に作品に向き合っていく方々で、出会えてよかった。昨日東京千秋楽を無事に終えたそうで、残るは大阪!

【fragmentオーディション】
東京夜光オーディションをやりました。ご応募いただいた皆さま、お気にかけていただいた皆さま、ありがとうございました。約400人の応募があって、2日間で100人と会いました。台本の破片のようなものを書いて、演じていただいたりしました。こんなにたくさんの方々とオーディションしたのは初めてだったので、なんだか子供みたいな感想ですけど、正直、日本にこんなにもたくさん芝居上手い人がいるんだ、と嬉しくなりました。いろんなことを考えさせられる2日間でした。fragment、キャスト発表、もう少しお待ちくださいね。


春の訪れで気持ち新たに、今年度も何卒よろしくお願いします!

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