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第48話 扉絵の矢代と百目鬼は、目も合わさずそっぽを向いている。 "なにもなかったふりをする” 決して忘れることのできない「何か」があった二人だからこそ…。 第47話の終わりで矢代を迎えに来た百目鬼が、「来てもらいます」と言って向かった先は、綱川の屋敷だった。 長い廊下を歩く百目鬼は、矢代の右手首をぎゅっと掴んでいる。 と矢代が戸惑うほどに強く握ったまま、離さない。 百目鬼は、矢代が第47話で井波と寝たことを怒っている(ようにしか見えない)。 俺で我慢