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呪術廻戦 感想

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「呪術廻戦」本誌、アニメの感想です。 どうしても腐女子目線。
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2023年9月の記事一覧

腐女子が読む呪術廻戦 本誌236話 感想その2・考察編

注:ネタバレを含みます。 感想その1はこちら 五条悟の死  寝ても覚めても、五条先生の最期の姿が頭から離れない。  高専時代に戻った悟の幸せそうな笑顔と、虚ろな瞳を見開き、口から夥しい血が溢れてもなお美しい死に顔が、代わる代わる瞼の裏に現れて私を混乱させる。  236話読了直後は五条先生の死が受け入れられなくて、作者芥見先生に対して批判的な意見も書いた。  でも、私がこれほどの喪失感に苦しむのは五条先生を愛しているからであって、こんなにも好きになれる作品とキャラクター

腐女子が読む呪術廻戦 本誌 第236話 感想

注意:ネタバレを含みます。  予想していても受け入れられない  初めてそのことを知ったのは、X(旧Twitter)で「来週の本誌のネタバレが出回っているので注意してください」という善意あるポストを目にした時だった。  同時に、私がフォローしている方が「ネタバレだけでこんなに騒ぎになる展開って…」とポストされているのを見て、私はすべてを察した。  五条先生が死ぬのだと。  五条先生と宿儺の新宿決戦が始まった時から、多くのファンが心配していたことだろう。  私も、戦況

腐女子が見る呪術廻戦 アニメ「渋谷事変 開門」感想

注意:単行本までのネタバレを含みます。 最強の五条悟の最大の弱点   五条悟が獄門疆に封印された。  私は単行本や本誌を読んでいるので、アニメ2期が始まった時からこうなることはわかっていた。  それでも、作画の美しさ、演出の素晴らしさと、中村悠一さんの声と演技によって五条先生がめちゃくちゃかっこよくなっていて痺れた。  圧倒的な強さで呪霊や改造人間を薙ぎ払う五条を獄門疆の前に足止めさせたのは、彼にとっての唯一の弱点ともいうべき夏油傑の存在だった。  五条が無下限の術式