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なぜ防音室は高いのか?アビテックス、ナサール等

ご覧いただきどうもありがとうございます。(株)東京サウンドボックスの佐藤と申します。

防音室の購入を検討されている方は分かると思いますが、防音室って高いですよね?思い描いていた金額より、桁違いに高かった、という方もいらっしゃるかと思います。今回はなぜ防音室はこんなにも高いのかについて、お話ししていきたいと思います。

まずは製造コストについてです。
基本的に国内メーカーの作る防音室は機械で生産されており、木材を加工して作られています。防音室をパネル単位で見ると1枚90cm×200cmくらいのパネルが多いのですが、大きい木材を加工するのって、大変なんです。
大きいパネルを作るためには大きい資材が必要で、大きい加工台、大きい機械を動かす必要があります。これには多額のコストがかかります。
また、金属のパーツもたくさん使われます。それなりに大きく重い防音室の強度を保つためのしっかりした金属が使われているので、その素材だけでもコストがかかります。


続いて輸送コストです。
防音室は大きくて重いので、宅急便などは使えません。チャーター便はコストが高いですし、輸送の過程で保管するコストも高くつきます。
上に積み重ねるのも難しいので、輸送効率が悪く、こちらもコスト高につながってしまいます。


最後に組み立てコストです。

大きな構造物で精度が求められる為、組み立てには専門知識が必要です。電気配線や換気扇、照明などの設備もありますし、IKEA家具のように”お客様で組み立て”というわけにはいきません。
搬入も重労働で、最低2人、大きい防音室の場合は3〜4人の人手が必要になります。技術費、人件費は高いですが、コストダウンが難しいポイントですよね。


以上のように、防音室のような大きい構造物を作るには製造コスト、輸送コスト、人件費など、多くのコストがかかります。これらの多くはなかなかコストダウンするのが難しいポイントです。
これらのコストに企業の利益を加えたら、それなりの金額になってしまうのも納得ですよね。

高い防音室でも、購入された方が存分に使い倒し、その分幸せになったり、利益を得ることができれば、その価値は十分あるかと思います。

是非防音室の導入を検討してみてください。


(株)東京サウンドボックス 佐藤文哉
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