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防音室を買うなら新品か?中古か?

ご覧いただきありがとうございます!(株)東京サウンドボックスの佐藤です。

今回は防音室購入を検討されている方に向けて、新品を買うべきか、中古を買うべきか、当社の考え方を解説していきます。

まず初めに結論を言ってしまうと、防音室を購入するなら断然中古をお勧めいたします。


例えばヤマハのアビテックスを例にとると、最近型のセフィーネNS,
AMDシリーズの新品価格は、0.8畳で77~107万円、1.2畳で85~122万円前後、1.5畳で98~136万円前後です(防音性能と高さのグレードによって金額に差があります)
対して同じモデルの中古価格を見ると、0.8畳で30~40万円、1.2畳で35~45万円前後、1.5畳で40~55万円前後です。
つまり、新品は買った瞬間の値下がり額がかなり大きく、下手すると半額以下になってしまいます。
当社に売却希望でお問い合わせいただいたお客様から、”新品で80万円出したので、60万円以上で売りたい”という切実な声が良く届くのですが、現実では難しいです。

何故、新中古の価格がここまで極端に落ちるのか?

それは当社が中古防音室の値決めをする際のセオリーとリンクしています。

”防音室の年式が古くても、サイズと防音性能が同じであれば防音室としての価値に大差はない”

というポイントです(実際当社での中古防音室販売においては、年式の違いで極端に大きな値段の差をつける、ということはありません)

例えば0.8畳-35dbのヤマハアビテックスは、2002年〜2023年まで様々なモデルが発売され、中古品が出回っていますが、古いモデルでも新しいモデルでも中古価格は30~40万円とあまり差がありません。

つまりヤマハやカワイ等の一流メーカーが作った高品質の防音室は、20年以上前の古いモデルでも防音性能の低下は無く、汚れにくく綺麗な状態が多く、この先30年使ったとしても問題ないクオリティの製品なんです。多少デザインや中の吸音材の形が変わったくらいで、20年前に既に完成系であると言っても良いくらいです。

車メーカーが”壊れない車を作ってしまうと買い替え需要が減って売り上げが下がる” という話を聞きますが、防音室は車よりも劣化スピードが断然に遅いです。照明や換気扇は劣化しますが、簡単に交換できます。

以上のような防音室の性質から、新品の防音室は中古の防音室と比べて性能の差はほぼ無く、市場での価値も大きな差は無いので、高い新品を買うのは”もったいない”というのが結論です。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

(株)東京サウンドボックスは引越し、移転に伴うユニット式防音室の移設・買取・販売を専門に取り扱っております。関東中心に全国どこへでもお伺いします。
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(株)東京サウンドボックス 代表:佐藤文哉
公式HP : https://www.tokyosoundbox.com/
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