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【童話】ボクノカラダと抗ヒスタミン伯爵

花粉症には辛い時期が続きます、、、。ふと思いついたので、花粉の免疫機能と抗ヒスタミン薬の関係で童話つくってみました。

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あるところに『ボクノカラダ』と言う国がありました。『ボクノカラダ』は街や自然、この国を守るためにとてもとても強力な軍隊を持っていました。

『ボクノカラダ』を守る軍隊の名前は『メンエキキノウ』。『メンエキキノウ』は外国の攻撃から『ボクノカラダ』を守ってくれます。ただ、たまにやり過ぎてしまうのがたまにキズで、外国からのちょっとした敵にも全力で攻撃をしてしまうコトがあるんです。

さて『ボクノカラダ』の隣には、ちょっと困った国があります。その国の名前は『スギヒノキ国』。毎年2月〜3月になると、『ボクノカラダ』にちょっとした悪い人たちを送り込んでくるのです。この人達は『カフン』と呼ばれていて、『ボクノカラダ』ではとてもとても嫌われています。

それなので『カフン」』が入り込んでくる季節になると、『メンエキキノウ』は大忙しです。どうにかして『カフン』を追い出そうと、あの手この手で、攻撃を始めます。『鼻の街』では水を流して追い出したり、『目の街』では街を赤くに染めたりしています。

『カフン』はとても嫌われているので、『メンエキキノウ』はついつい過剰に攻撃して、自分たちの国と壊してしまいます。『鼻の街』では『カフン』を追い出そうとして、街に洪水を引き起こしてしまいました。『目の街』では街を真っ赤っかにそめ過ぎて、街全体が腫れてしまいました。

『ボクノカラダ』の王様は困ってしまいました。「『メンエキキノウ』はとても大切な部隊なんだが、どうも『カフン』相手だとやりすぎてしまう傾向がある。『カフン』そのものよりも『メンエキキノウ』のやり過ぎの方が問題だのう、、、。そうだ!あの『抗ヒスタミン伯爵』に頼んでみよう!」

『抗ヒスタミン伯爵』は『メンエキキノウ』のやり過ぎな攻撃を和らげるコトの出来る人です。『鼻の街』の洪水を減らしたり、『目の街』を赤くしないようにしたり、『メンエキキノウ』に働きかけてくれました。

『高ヒスタミン伯爵』の登場で、『ボクノカラダ』には平和が訪れましたとさ。

めでたしめでたし。


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