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偉人と名言ー1ーヴォルテール

筆者は名言とかが好きである。そしてのその言葉をいった人(orキャラクター)の生き方とか、言ったシチュエーションとかの背景をしるのもとても好きである。そうするとその名言がまたちょっと違った見方ができるから。

というコトで筆者が好きな名言と、それをいった人(orキャラクター)をフューチャーするnoteを書こうと思ったのである。今回は記念すべき第1回。

「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」ヴォルテール

はい、きました。このシリーズを書こうと思ったときに、まず絶対にこれを書こうと思ったのがこれです。フランスの啓蒙思想家ヴォルテールの名言です。

まぁこの名言ってホントにヴォルテール本人の言葉かどうか異論あるみたいなんですよね。ヴォルテールの人格に関して、他人が例えた言葉って説が有力みたいですね。つまり「ヴォルテールってこういうコト言うやつなんだぜ」って友人が言っていたのが、いつの間にか本人の言葉とされていたみたいな感じ。第1回にもかかわらず、本人の名言じゃないというね、、まぁそんな細かいとこは良しとしましょう。

王権神授説から啓蒙思想へ

ヴォルテールが活躍したのは、18世紀のフランス。まさに時代の過渡期です。

「王の権利は神から授かったモノである→王は生まれ持ってエラいのだ」と言うか王権神授説から、「ちゃんと理性的に世の中を考えよう→三権分立とか、国民主権とか、法律によって国を治めよう」という啓蒙思想に変化していく時代になっていくタイミング。これがフランス革命につながっていきます、ある意味では現代の基礎が形作られた時代。

あっちなみに、王権神授説とか、啓蒙思想とかの説明はめちゃくちゃ簡単にしてるので、正確に知りたい方はちゃんと勉強してね。

意見をシャットダウンしない

それまでの当たり前が当たり前じゃなくなった時代。色んな「正義」が飛び交って、最終的には血が流れるコトになるワケですが、そんな時代に相手の意見をうながすこの名言はすごいと思うのです。

人間なので、色んな意見の対立があり、全ての意見を肯定するのも受け入れるのも難しいコトです。それでも、相手の意見をシャットダウンしない、口封じをしない、発言の自由を前提にした上で話し合う姿勢を見せたヴォルテールの姿勢は現代でも生きる部分は多いのかなと思います。






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