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【論】いつから『自己満足』は笑われるようになったのか

今回もヤツザキシロウの登場です。『自己満足』というと私はマイナスのイメージをもってしまう。私はそんな年齢だ。そして、自己満足が原動力となっていることは良くないことであるかのように教えられてきた。仕事でも社会でも。自己満足は自分勝手と同義だった。組織では悪だった。我々の年齢までは。
資本主義という幻想の中で、カネを集めるゲームに興じている間はきっとそれが正しかったのだろう。我々や社会にとって辻褄があっていたんだ。
自己満足を笑い、否定することをいつまで続けるのだろうか。誰にとっても面白くないものをやり続ける。

今の若者はきっとそうではないらしい。自己満足こそが行動の動力源であり、それこそが同志を集め、社会を動かすものだと考えている。若者たちは我々を縛り付けている社会通念を軽く飛び越えていく。
我々はその若者の考え方に必死に順応しようとしているが、老人たちにはもはや無理らしい。

コロナというウィルスは人間に新しい能力を与えたのかもしれない。社会を支配しているシステムを見えるようにした。我々を支配しているシステムが如何に愚かしいものだったのか、ということを多くの人が知ることとなった。今まで何とも思わなかったのに、最近になって霧がすっと消えたようにシステムが見えるようになった。
皆もきっとそうだろ。そんな感覚を持っているだろ。どうしようもない解決不能な怒りの感覚を。

◇◇ヤツザキシロウの編集後記◇◇
キロキロとヘクと出掛けたメートルがデシに蹴られてセンチミリミリ。ヤツザキシロウです。この『note』すらシステムであることは承知しています。だからこの『note』でのカネに関するシステムを使いたくない。すべてのプラットフォームはカネの流れを管理する集金システムとなるから。モノの価値をカネで数値化する以外の方法はないものか。日々そんな空想を描いています。
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