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労働と鍛錬6『睡眠すら〈労働〉と化す/睡眠すら毒となり得る』

人間が集合したものを社会と言い、『社会』=『システム化』である。人間がシステムを作るのではなく、人間が集まることはシステム化と裏表の関係なのだ。別の言い方をすれば、システム化されていない人間の集団はありえない。そして、人間がシステム管理された状態では、睡眠すら〈労働〉と化してしまう。

システム化された社会では義務や強制、圧力といった負荷がかかり、人間は常時マイナスの状態におかれる。その場合にはストレスというマイナス状態での睡眠となり、睡眠すら〈労働〉となってしまう。体力回復のはずだった睡眠が〈労働〉となることで肉体を劣化させる。

現在では「1日8時間が理想の睡眠時間」など、まるで義務や強制のように言われる。身体が不調だと医者に「睡眠不足じゃないですか」と叱責される。これでは睡眠すら義務となって我々に圧し掛かる。そうなってしまうと睡眠は安楽のための行為ではなく、義務となり、もはや労働と言ってもいい。
睡眠の義務化により心身は疲労し、身体を劣化させていく。そのような状態に陥った人間にもはや安息の場はない。あらゆる事柄が身体を蝕んでいく地獄と化す。健康のために行うジョギングも筋トレも、義務や強制になった時点で労働と化し、肉体を蝕んでいく。スポーツ選手の肉体がボロボロになっていくのも同じことではないだろうか。
逆にいうと義務や強制ではなく、自ら欲するところとすると、それは鍛錬となり、肉体を向上させる。労働と鍛錬とは紙一重なのである。

◇◇東京ハバナの理屈の想定外のコーナー◇◇
東京ハバナです。
_挫折避ければお先真っ暗
__苦虫味わえば未来が拓ける。
___乗り越えれば扉が開く。
このコロナ禍を乗り越えた後に開かれる世界。それを楽しみに蒸留酒をチビチビとやっています。たまに怒りがわいてくる。アベノマスクを忘れないようにここにも書き記します。世間も自分もすぐに忘れてしまうから。あんな超怒級インパクトでもきっと忘れてしまうでしょう。だから私は忘れないようにここに書き記します。
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