マガジンのカバー画像

イラストまとめ【思考を絵にしてみよう】

36
記事の中からイラストをまとめました。一覧でお楽しみください。
運営しているクリエイター

#理不尽な哲学アート

革命のはじめ方【レッスン11】『アート(芸術)は自由の産物ではない。全てはシステムの産物である』

昨年のことになるがロートレック展に行った。写実主義から印象派が生まれる19世紀に今見てもおしゃれなポスターを作っているのは驚異的なことだ。だが私はここでアートというものを疑いたい。そもそもアートを鑑賞するのは素晴らしいことだし、どのような鑑賞の仕方をするのも自由だと思う。歴史的な観点から分析してもいいし、自分の感じるままに観ても結構だ。しかし、私は或る事実に気付いたのでそれを発表したい。こんなことは当たり前に知っている方もいるかもしれないが。 その展覧会ではロートレックだけで

革命のはじめ方【レッスン9】『なぜ、人がいないと家は朽ち果てるのか?』

これは先述の『エリートほど改革中毒者』の記事で、私たちの周りを包んでいるシステムについて書いた。では、そもそも何故システムが発生するのだろうか。いやいや、それは我々人間が作っているんです、と言うかもしれないが、本当にそうなのだろうか。そんなことについて考えていきたい。 思考体において『事象のシステム化』は運命づけられているのではないだろうか。この意味がわかるでしょうか。もっと別の言い方をすると、思考という存在がシステムを生む。私の言葉の伝達力ではこれ以上うまく伝えられないの

労働と鍛錬5『劇薬』

労働と鍛錬の最終章です。 先に労働と鍛錬のことを書いたが、もうひとつ『劇薬』を紹介します。これこそビジネスの暴走です。正義の暴走状態と似ています。 ひとによって労働にも、鍛錬にも、そしてさらに劇薬にもなり得る。それがビジネスだ。 私はビジネスが劇薬と化した者たちをずっと見てきた。もはやビジネスってもんが麻薬みたくなっているんだ。社長としてずっと居座っている老いぼれとかいるだろ。ありゃ、まさに典型だ。 劇薬と化したビジネスはそいつに麻薬のような活力を与えるが、副作用として周り