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労働と鍛錬5『劇薬』

労働と鍛錬の最終章です。
先に労働と鍛錬のことを書いたが、もうひとつ『劇薬』を紹介します。これこそビジネスの暴走です。正義の暴走状態と似ています。
ひとによって労働にも、鍛錬にも、そしてさらに劇薬にもなり得る。それがビジネスだ。

私はビジネスが劇薬と化した者たちをずっと見てきた。もはやビジネスってもんが麻薬みたくなっているんだ。社長としてずっと居座っている老いぼれとかいるだろ。ありゃ、まさに典型だ。
劇薬と化したビジネスはそいつに麻薬のような活力を与えるが、副作用として周りを徹底的に攻撃し始める。これが『ビジネスによる最悪の副作用』だな。平気で面倒や理不尽や罵倒を浴びせかける。この副作用が出た奴が周りにいたら打つ手はひとつ、逃げるだけ。
いわゆるブラック企業やワンマン社長はビジネスの暴走状態だ。奴らはビジネスという劇薬を摂取している。劇薬摂取しながら企業が回ってしまっているからタチが悪い。そんな経営者を私は何人も知っている。昭和の経営者に多い。彼らは周りの人にカリスマともてはやされてるから自分で自分の間違いに気付くことはない。自分が異常だと思っていないし、自分が正義だと確信している。周りにも自分のようになることを強要する。
また会社経営を長らく続けてこれたという事実もあり、自分こそが経営者の鑑だと本気で思っている。長く続けてこれたのは時代性と周りの人たちの犠牲に寄るのだが。

自分が間違っているにもかかわらず。攻撃の矛先は周りの者であり、終いにはあらゆる関わりのある者たちを不幸にする。そうなるとすでにその会社の存在意味はもはや皆無だ。それにも関わらず、企業は存在し続けることになる。その会社は『悪意という概念』と化す。もはや化け物なんだ。劇薬はアドレナリンを放出させ、快感であるが、人間を悪魔と変える。
これは全てシステムが作り出す化け物なんだ。個人の努力では避けることが出来ないこと。だからこそ、我々は今、変革の時を迎えているのだ。

◇◇東京ハバナの理屈の想定外のコーナー◇◇
東京ハバナです。これで『労働と鍛錬』シリーズはいったん終了です。私が『労働と鍛錬』で言いたかったことは、健康にいい食生活とか運動とか、その主張に疑問を持っているからです。それが労働や作業になってしまった瞬間に身体にとっては劣化が始まる。『良いと称されるものを摂取すると身体に良い影響がある』というのは本当だろうか。そういった科学的因果律に基づく思考に対して懐疑心を持っています。また記事にしたいことがまとまったら『労働と鍛錬』について再び記事を書こうと思います。
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