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久しぶりの日本_4月

4月の中旬に1週間ほど一人で日本に行きました。
2日間波佐見町、3日間東京、1日青森の実家。

主な目的は、現在施行中の東京西海の新ショーケースの様子確認でした。増田大坪建築事務所にリノベーションを依頼したのは、2021年の春、あっという間に2年も経ってしましました。「それは本当に必要か」この言葉を繰り返し繰り返し、今までのプロジェクトにも向き合ってきたと、以前いただいた展覧会用の本にも書いてありました。当初より時間はかかっていますが、この言葉の真相を知りたく、完成を楽しみにしています。
この新しいショーケースは、今年の秋に一般の方にも来ていただけるような企画を考えています。

増築部分を横から見ると迫力大
建物チェック後にみんなでランチ。おばんざいメニュー最高でした。
左:増田さん 右:大坪さん 

東京の時間は3日間でした。その滞在中にサーキュラーエコノミー研究家の安居昭博さんに勉強会を開催して頂きました。以前書いたように、従来のライン経済を抜け出し、ゴミを出さないサーキュラーエコノミーへの考え方が広がっています。おすすめの本として社内で共有したりしていましたが、著者の安居さんに丁寧に説明してもらったことで、みんなの興味も広がったと思います。代表の児玉も波佐見から来てもらい、一緒に勉強会に参加しました。6月の中旬は、児玉がヨーロッパに出張に来るタイミングで安居さんもオランダにいるとのことで、安居さん主催のアムステルダム現地勉強会に参加してきます。

京都から来てくれた安居さん

世田谷コミュニティー財団の代表の方々ともお話をしました。
自社の利益を地域に還元する方法を伺いました。財団は多くある中で、全国でもモデルとなるような運営の仕方をされていると知人に紹介してもらったのがきっかけです。ふるさと納税の企業版で波佐見町には2年前から納税をしていますが、我々のベースである世田谷区にも根差して、関わりたいという気持ちが、ここ数年で高まってきたためです。「体験格差」が実は問題とされている世田谷で、子どもたちに、食やクラフトの体験を提供する場としてもぜひ一緒に何か進めていきましょうとお話があり、新しいショーケースができたら、場づくりも考えていければと思っています。

波佐見では、Hasami Porcelainのデザイナーの篠本さん、スウェーデンのガラス作家の山野陽子さんと合流し、工場見学や打合せ等の時間を過ごしました。また、Hasami Porcelainの初めてのムービーも撮影いただき、現在編集をしてもらっています。ちょうど、先日放送された「カンブリア宮殿」の撮影クルーの方も来ており、賑やかな2日間でした。

篠本さん、山野さん、古い建物の中を覗く

文脈からも伝わる通り、駆け足の1週間でした。
今度はゆっくり、今度はクラフトビールを、次回はオフサイトミーティングを・・・次回の楽しみを作って見送ってくれた会社のみんなに感謝です。

三沢空港 仰天のお出迎え


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