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私たちは進むかどうかを決められない。

どうも。やらずに後悔より、やって後悔を選ぶソーシャルワーカーです。

治療を続ける、辞める
転院する、退院する
契約する、しない

これって、ソーシャルワーカーが決める事じゃない。

患者さん、家族が、自分たちの課題として解決するしかないんじゃないのかなって思うんです。

ソーシャルワーカーの私たちは、責任を負えない。

治療辞めて、死期を早めたらどうする?
退院して、急変したらどうする?
契約して、お金が高額になったら払える?

私たちには負えない責任ばかり。

決断するのも、責任を負うのも患者さん、家族である事を私たちは、知っていなければならない。

無責任に思うかもしれないけど

どう決断するのかは、私たちの課題ではない。

患者さん、家族の課題である。

では、私が負わなきゃいけない責任はあるのだろうか?

答えは『ある』

説明を受ける権利を守る責任
適切な判断が出来るように、情報を整える責任
適任者が決断できるようにする責任

私は決断できないけど、患者さん、家族が正しい決断(その状況下で納得、折り合いがつく決断)ができるように、情報を集め、整理をして、決断できる環境を作る必要がある。

その中で、決断したことに私たちは何も言うことは、できない。

目の前にある板を、私たちは進むかどうかを決められない。出来るのは、頑丈な板なのか、板の下は何か、板を渡った先に何があるのか、板を渡らなかったらどうなるか、、


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