私とは

岡山県生まれ。
高校は進学校だったが、500人中470番程度で着地。
2浪して、東京の大学に入学。

その頃、人生で一番好きな男と付き合っていた。
今でも思い出す。
誕生日すら忘れられない。

彼とは運命の恋さながらに燃え上がるも、彼が就職をしてしまったことで二人の状態に変化が。

まずは彼が社内の別の女と付き合いたいと突然言った。
私は寝耳に水。
そして別れた。
失恋が初めてで、苦しくてご飯も睡眠もとれなかった。

数ヶ月後に、彼から連絡があり
やはり復縁しようと。

私は彼のことが遮二無二好きだったのですぐさま復縁した。
そして同棲。

幸せだと思ったらその束の間、私に好きな人ができた。

彼は私の携帯を盗み見し、「コレ誰?」と聞いてきた。
私は彼に言った。
出て行ってくれないかと。


そして彼は出て行った。


結局私の浮気はすぐに終わり、
彼とはまだ続いていた。


最後は、彼から別れ話。

また別の社内の女と付き合いたいと言い出した。
私は納得できず、朝5時まで粘った。

彼の家を出てタクシー拾い東京駅と行き先を告げた。
もう東京にはいられない。
岡山行きの新幹線のチケットを購入し、
東京駅でゴミ箱に彼の家の鍵を捨てた。

新幹線で泣いていたら、彼から
頭痛がする
と連絡があった。
大丈夫
と返信すると私の気を引きたくて嘘をついたと言われた。
彼もまだその時は私に未練があったのだろう。

24歳だった。
岡山では毎朝、朝日を浴びながら約5キロのウォーキングをしていた。

何をすればよいのかわからなかった。

そして彼とはこれっきりだった。

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