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Airbnbが成長した経済的要因は不景気

コロナウィルスが世界経済に大きな影響を与えるなか、今 Twitter 上でスタートアップに関するあるエッセーが話題となっている。

それは、ポール・グレアム氏が書いた「Why to Start a Startup in Bad Economy」というエッセーである。経済が悪いときにスタートアップを始める理由について書かれている。下に日本語訳を記載しておく。

注意してほしいのが、このエッセーはリーマンショックが起きた2008年に書かれたものだということである。当時書かれたものが今回の経済危機でも多くの起業家にとって役立ちそうだったのが、Twitter で話題となった理由である。

エッセーの内容を簡潔にまとめてみた。

「スタートアップを始めるベストのタイミングは常に今である。でも、経済が悪いときに始めるメリットはあるのだろうか? 多少はある。たとえば、テクノロジーは経済に影響されにくい、不景気が生み出す問題を解決するチャンスがある、不景気を生き延びたら好景気は追い風になる、競争が少なく市場を独占する可能性がある、といったことが挙げられる。もちろんデメリットもあり、一番は投資家が投資に消極的であること。だから、スタートアップが不景気を生き延びるには、なるべく安く経営することが大事である。実業界のゴキブリになれ。」

ポール・グレアムはこのエッセーを書いた約1ヶ月に Airbnb に出資した。当時のことを振り返ったツイートを下に載せておく。

このエッセーを書いた約1ヶ月後に、私たちは Airbed and Breakfast という会社に出資した。そして、彼らが冬の間に成長し始めたひとつの理由は、不景気の中、ホストは家賃を支払うためにお金が必要だったからである。
市場が底打ちした最悪の時期である2009年3月、Airbnb はYコンビネーターの後に最初のラウンドの資金調達をした。彼らは240万ドルの評価額で資金調達した。これは重要ではなかった。彼らは人びとが欲しがるものを作っていたので、うまくやっていた。

Airbnb が成功した最大の理由は人びとが欲しがるものを作ったことであるが、多少なりとも不景気が成功に影響したことは間違いないと言っていいだろう。もし当時 Airbnb がなければ、家賃を払うことができず、多くの人たちが家を手放すことになっていたかもしれない。

今多くの人たちがピンチをチャンスにしようと様々な努力をしている。そして、こういうときこそスタートアップにチャンスがあると言うポール・グレアム氏の言葉は、そういう人たちにとって心強いものである。

あなたがプログラマーで、家で缶詰状態の間に自分や友人が何らかの方法で連携したりコミュニケーションしたりするのを助けるために作りたいと思うソフトウェアがある場合、それはおそらく有効なスタートアップのアイデアだ。

もしかすると次なる革新的スタートアップは、まだ私たちの目に見えていないだけで、既に現れているかもしれない。

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