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Clubhouse をドイツでやってみた

日本でもアメリカでも、そしてドイツでもClubhouseが大流行である。ここドイツではどんな使われ方をしているのかなと興味があったので、幾つかのRoom に入って視聴してみた。かなりの活況である。

テレビ業界の有名人や、政治家、経済界の人間などもかなりClubhouseを使っていて、夜な夜な(あ、勿論昼間も部屋は開かれるのだが、何となく皆が仕事をしている時間帯は部屋が少ないのではないかという勝手な感覚である。)議論をかわしていたり、歓談したりしている。

政治家がコロナ情勢下で真面目な話をしているケースもあれば、有名レストランオーナーが、ベルリンのレストランオーナーとケバブの脂の話をしていたりする。お料理の話が楽しいと思うと、今度は別の部屋でワインの話が始まる。ワイン製造家から、販売側まで普段身近で話せないような人が目の前で話しているようで本当に楽しい。

一方で、私はついつい、コロナパンデミック中の外出規制下に、子供達をみんなどうしているの!というような部屋に入ったりしてしまう。市井のドイツ人たちの、みんなが感じている現在の苦悩もわかって面白い。

もしドイツの中でClubhouseを楽しもうとするならば、基本的にClubhouseグルの様な、フォロアーの多い、有名司会者やSNSマーケッターの人をフォローすると、結構頻繁にClubhouseトークが繰り広げられていて、その人のピックアップで今ドイ ツで人気のある人たち、流行りつつある人達、話せる情報を持っている人達を追いかけられるのではないかと思う。

経済ジャーナリストなども、定期的に会合を開いていたりして、プチラジオ番組がここでもあそこでも開かれているような状態である。個人的には今まで、テレビでも映画でもあまり語学の勉強をする気になれなかった私が、Clubhouse だと、何故かそれぞれの人達に興味がでてきて真剣に話を聞くので、ドイツ語の上達にも一役かちそうである。すごい時代になったものだ。

とは言え、毎日毎日、日本で、日本が終わればヨーロッパで、それが終わると今度アメリカで、いや全世界で面白いクリエーター達の話が(私はクリエーターたちに興味があるので)四六時中繰り広げられるため、目下はげしく睡眠不足中である。

おやすみなさい。Clubhouse....。

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