自作ギアが光る、イトウ マサヨシのココだけは”譲れない”キャンプへのこだわり Theories by TOKYO CRAFTS
キャンプにどっぷりハマる前は温泉ざんまいだった。そう話すのは自作したスタイリッシュなキャンプギアで自然を楽しむイトウマサヨシさん。今回はイトウさんなりのキャンプの”こだわり”を聞いてきた。
妻と2人で温泉を楽しむ休日には、愛犬のココちゃんがいつもお留守番。そんなこともあって一度ココちゃんも一緒に、家族でキャンプに連れて行ってもらったんです。それがキャンプを始めたきっかけですね。
ココちゃんが草原で走り回っている姿をみて、お休みのときは家族3人で楽しめるキャンプはありだなと思ったんですよ。
妻と私には子供がいないので、愛犬が自分たちの娘のように思ってて。長く一緒にいるにつれて、やっぱり愛情って深まっていきますよね。
私がキャンプで譲れないところは、人とあまり被らないこだわりキャンプギア。テントなどの幕なんかは仕方ないですが、なるべく自作したギアで揃えていきたいという思いはありますね。
テーブルやランタン、薪トングの取っ手。自分だけのオリジナリティを求めて製作しています。
キャンプを始めたてのころ、”木製のランタン”っていう欲しいものがあったんです。作っている方がいたんですけど、ネットでもう作らないと書かれていて。 であればもう自分で作ってしまおう!笑 と。
それがキャンプを初めて1年目くらいのときで。自分で木材を買ってきて作っていましたね。今までにオリジナルのキャンプギアを10点ほど製作してきました。
人と被らない自分だけのギアを追い求めてきましたね。 皆に見てもらってうれしいということはありますが、自慢したいとかではないです。ただただキャンプ中は、自分だけのギアに囲まれて、自分だけの世界に入りたいですよね。笑
ギアがモノクロ仕様になってきつつあるのは、自分が乗っているハイエースのカラーに合わせているからです。元のベースは白なんですけど、黒いホイールやカーボンパーツが所々に入っていたんです。
フルカスタムチェンジしたときにすべてが白黒になってきて。徐々にテントやギア、タープ、カッティングシートなどもモノクロで揃えています。それがかっこよく見えてきちゃって。笑
じつは最初キャンプを始めた当時は、白のギアが映えると思ってよく好んで購入していました。
でも道志の森でキャンプをしたときのこと。羽アリの引っ越しの日にちょうど遭遇してしまい……。白いものが真っ黒になったんですよね。笑
それからは黒いキャンプギアも取り入れて、現在のカラーリングに落ち着いたという経緯があります。
一泊二日でキャンプ場を探すときのこだわりですが、なるべくチェックインが早くて、チェックアウトが遅いところを中心に探しています。
夏秋はカヤックを持っているので、湖のほうに行ったり。
湖畔キャンプの次は山に行こう、夜景を見に行こうって感じで、雰囲気が被らないように行き分けていますね。
最近はキャンプで美味しいお酒を飲むことにハマっています。 仕事場で知多のウィスキーをもらったのがきっかけでしたね。
夏にキンキンに冷えたハイボールは美味しいよ。と仕事仲間に教えてもらってキャンプで飲んでみたところ、これがすっごく美味しくて。笑
そこからハイボールにハマって、知人からの情報を頼りにウィスキーを選んでいるんです。
キャンプを始めた当初は”自然を楽しむ” そういうスタイルだったのですが、今では”こだわりのギアを見ながらお酒を飲む”のもキャンプの楽しみのひとつです。
あとは、妻がキャンプに行きたくならないように、夏なら涼しく、冬なら暖かく。とにかく妻が喜んでくれるように。
「キャンプしてよかったな」と言ってくれるのがうれしいんです。愛犬も最近はキャンプに行けば、すっかり安心して椅子の上でのんびり寝ています。笑
家族がそれぞれにキャンプを楽しんでくれている。
その姿をみることも、キャンプの楽しみになりつつあります。
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