『相棒』シーズン22-17「インビジブル」/世文見聞録126
シーズン22も最終盤。下手な予想も数撃ちゃ当たる──川口世文と木暮林太郎が、彼らの大好物の「ビッグストーリー」であるドラマ『相棒』シリーズについて語ります。
○『相棒22』第16話(ネタバレ注意!)
木暮林太郎:2週に渡る話になるとは思わなかったよ。
川口世文:冒頭にクレジットが出たら前後編が確定だからね。ラストの2回も前後編になる可能性が高いし、元日スペシャルの再放送が3月27日だから、今シーズンも全21回になるんじゃないか?
木暮:今回の話はどうなの? やっぱり元日スペシャル候補のエピソードだったのかな?
川口:後編を観ていないからまだ何ともいえないけど、そんな雰囲気はあるね。派手に爆弾が爆発しているし、「東都市役所」とか「城北中央署」とか固有名詞にも力が入っている。ちょっとキャスティングが弱いけど。
木暮:元日にやったらキャスティングも変わっただろ?
川口:シーズン後半に前後編をやることは多いからそこは何ともいえない。
木暮:それにしてもチェスの話が多いぞ。今回のラストで自首した“山田くん”は、第15話「マッターホルンの殺人」の将棋の奨励会の少年じゃないよな?
川口:どうしてそういう話になるんだよ? そんなわけないだろ?……たった2話で何年も時間が経っちゃう。
木暮:それぐらい右京さんのチェスの対戦相手が多くて混乱しているってことだよ。
川口:混乱といえば、おれには“山田くん”は第12話「惡の種」の“南井十の後継者”の青年に思えたよ。
木暮:え?──そういうことなのか?
川口:いや、たぶん違うと思う。それだけおれも混乱したってこと。IQ150の天才少年なんていうから、てっきりそうかと……あっちの話は最終回でやるのかな? それとも来シーズンになるのか?
木暮:全然今回のエピソードの話をしていないな(笑)
川口:まあ、ゆっくり後編を楽しもうよ。“チェスシリーズ”の集大成になることは間違いなさそうだから。
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